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1789バスティーユの恋人たち 宝塚のあらすじと2015年月組との比較やキャストを予想してみました(追記有)

宝塚星組

2023年に8年ぶりに「1789バスティーユの恋人たち」の上演が決定しました。

トップコンビの主演です。舞空瞳さんが2023年のカレンダーの6月掲載までしかなかったので、もしや退団?とやきもちしましたが、この公演は8月までなので大丈夫でしょう。

2023年星組は3-4月「バレンシアの熱い花」で主演が専科の凪七 瑠海さんヒロインは舞空瞳さんで全国ツアー、そして同時期に「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」は主演が礼真琴さんヒロインは未定でDCと日本青年館ホールと意味深な公演が続きます。

専科の凪七 瑠海さん主演の公演が観られることは滅多にないことなので大歓迎ですが、数年前に凪七 瑠海さんが花組公演の主演をされたとき、花組の人事は揺れに揺れていました。

ここ数年、星組は公の2番手スターはいませんね。

全国ツアーは以前はトップスターのお披露目公演だったのですが、最近は2番手スターのお披露目公演でもありますね。同時期に二つの公演をして、一つは専科の方を主演にするのはなぜでしょうか?気になります。

そして6-8月「1789バスティーユの恋人たち」は大劇場公演です。果たして大劇場の公演で2番手スターの発表はあるのでしょうか?気になります。

あらすじや2015年月組との比較を書いていこうと思います。

配役が決定したので追記しました。

管理人
管理人

退団者と組み替えも発表になり、驚きでした。

1789バスティーユの恋人たち宝塚キャスト予想

に追記しました。

管理人
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新人公演の主演とヒロインが発表になりましたので追記しました。

1789バスティーユの恋人たち宝塚のあらすじ

1780年代後半のフランスでは、栄華を極めたブルボン王朝の支配に陰りが見え始め、重税に喘ぐ民衆らによる暴動が頻発していました。

官憲に理不尽に父親を銃殺され土地を奪われたロナンは、いつの日か父の敵を討つことを心に誓い、パリへと向かいます。

やがて革命家達のたまり場となっていたパレ・ロワイヤルで、デムーラン、ロベスピエール、ダントンらの思想に触れたロナンは、新しい時代の到来に希望を託すようになっていきます。

一方、ヴェルサイユ宮殿では、ルイ16世王妃マリー・アントワネットが、飢えに苦しむ民衆を顧みることなく、華美な生活を続けています。

さらにスウェーデンの将校フェルゼンとの許されぬ恋に身を焦がすアントワネットは、フェルゼンと密会する為パレ・ロワイヤルを訪れます。

そこに偶然居合わせたロナンは、アントワネットに随行していた王太子の養育係オランプと運命的な出会いを果たします。

二人は次第に惹かれ合いますが、対立する立場のロナンとオランプの恋は波乱に満ちたものとなっていきます。

一方、革命を阻止しようと画策する王弟アルトワ伯は、密偵を放ち革命家たちの動向を探らせていました。しかし民衆の支持を得た革命家達の理想の炎は次第に激しく燃え広がり、歴史を動かす大きな力となっていきます。革命に身を投じたロナンは、1789年7月14日、ついにバスティーユ襲撃に参加することになるはずでしたが…

1789バスティーユの恋人たち2015年月組

潤色・演出は小池 修一郎さんです。小池さんは男役をより際立たせる演出が得意ですね。

主演の龍真咲さんは素晴らしい流石です。ご自分のロナンを演じていました。しかも公演の度に進化していたようです。ジャンヌさんたちの努力は素晴らしいです。海外ミュージカルを演じてみたかったそうで毎日願いが叶った舞台を更に素晴らしいものにしようとされていたそうです。

アントワネットの研7の愛希れいかさんはチャーミングでキラキラですが、愛を知り愛に悩むようになり子供を失ってから大人の女性に変貌していきます。歌も歌いあげる曲が多かったようですが素晴らしい歌唱力で表現されました。

そして王妃としての務めに目覚めます。女性として共感する部分が多いです。

フェルゼンは研4の暁千星さんが演じ王妃アントワネットの愛人でスウェーデン貴族です。研4で大抜擢ですね。新公では主演のロナンを演じています。研7の愛希さんの娘役の経験と実力が上回り、フェルゼン暁さんがかすんでしまったようです。

ソレーヌは父を殺され財産の全てを奪われ、さらに兄は出ていき、天涯孤独の身になってしまいます。兄を追ってパリに出ますが生きていくためには夜の仕事しかありません。生きていくためにしたたかになっていくソレーヌはやがて恋人もでき娼婦仲間もできてパリで生き抜こうと思っています。

それなのにパリで再開した兄の言葉が…男は酷いです!生きていくためには仕方がないんですよ。ソレーヌだって他の仕事で生きていければこんな仕事は選ばないですよ。こういう職業を選ばなければ生きていけない社会を変えていかなければいけないんですよ。

その為の革命なんだなあ。ソレーヌは2曲ほどソロがありました。ソレーヌは役替わりで花陽みらさんと静音アキさんの解釈は少し違っていたようです。花陽みらさんは柔らかな声質と安定した歌唱力で聴かせてくれました。

SNSでは花陽みらさんの解釈や歌が良かったという意見を目にしました。

オランプも役替わりで海乃美月さんと早乙女わかばさんでした。

恋に悩む可愛い娘と女王への敬愛に揺れ動く様子はなかなか魅力的に見えました。歌もよく歌っていて可憐でヒロインらしかったです。

SNSでは早乙女さんの方が華やかさがあったという意見が多かったようです。

ロベスピエール珠城りょうさんは、革命前は理想に燃え心から人民のことを思い立派な志をもって革命を始めたのが分かります。なぜ後に恐怖政治へと転化してしまったのか?その原因もこの物語の中にあるのかも?歌声は役にもシーンにも合っていて素敵でした。

カミーユ・デムーラン凪七 瑠海さんは革命家でジャーナリストです。

革命家3人組ダントンとロペスピエールのうちの一人で、理想に燃える青年です。理想論をかざすのですが声が高いので迫力がちょっと弱いかも?低音を出されていたようですが歌の歌詞が明瞭では無くなってしまいました。革命を叫ぶような役は低い声が力強く感じます。

力強い役には高い声の方は向かないのでしょうか?

管理人
管理人

天使と悪魔」ダヴィンチコードの続編映画でカメルレンゴ役のユアン・マクレガーもかなり声が高いのですが、悪に染まる役を好演していました。

ずっと力強い役では無かったですが…

アルトワ伯美弥るりかさんが研13で悪役を生き生きと演じていたようです。奇麗な方なのでより悪役感が増していたでしょう。やはり男役は10年過ぎると演技力に拍車がかかりますね。

1789バスティーユの恋人たち宝塚キャスト予想(再追記あり)

再々追記)新人公演の全てのキャストの発表がありましたので再々追記しました。追記部分は○○(赤マーカー)にしました。

配役が決定しましたので追記しました。追記の配役は赤字で表記しています。専科からは輝月ゆうまさんが出演です。

配役決定と同時に退団者が発表されました。

96期の音咲いつきさん→エトワールに2回抜擢。2017年8月までの8年間は男役で2017年9月からは娘役に転向しました。
98期の有沙瞳さん→新公2回、バウ1回、東上2回、東上W1回のヒロイン経験があり、エトワール2回に選ばれるほどの歌が上手く芝居もできる、いわゆる別格と呼ばれる娘役です。

管理人
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Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜』のルイーズの歌は圧巻の迫力で色っぽく素晴らしかったです。

私は『龍の宮(たつのみや)物語』の玉姫が神秘的で有沙さんの表現と歌がとても好きです。

いつかは卒業が来ると思いますが、とても残念です。

龍の宮(たつのみや)物語』2019年バウ公演の配信です。

瀬央ゆりあさん主演、玉姫の有沙瞳さん、夜叉ケ池伝説と浦島太郎、青年と龍神の姫による物語で有沙さんは「浄化される物語」と表現していました。私もこの作品がとても好きです。


99期の天路そらさんは小桜ほのかさんと同期です。元月組トップ娘役の美園さくらさんも同期です。

組替えは、95期の瀬央ゆりあさんが8月28日付けで専科へ移動になります。

管理人
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なかなか、2番手羽根を背負わせなかったプロデューサーでした。

星組トップの95期の礼真琴さんの為に頑張っていたせおっち。

星組で次期トップになることは出来なくても2番手羽根は背負わせても良かったのではないか!と何度も思いました。

ですがプロデューサーの考えは予想できません。

実力のある男役が専科移動となり、月城さんや柚香さん彩風さん芹香さんとの共演が見られるかもしれません。これからはそれを楽しみに応援していきたいですね。

そのうち、ディナーショーが決まり、その後は少し休みをとってリフレッシュして専科で頑張って欲しいです。

関連:2022年『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜東上初主演

関連記事:瀬央ゆりあの主演公演と歌唱力やプロフィールと今後

2015年月組2023年星組新人公演
ロナン・マズリエ[官憲に父親を銃殺された青年]龍真咲礼真琴稀惺かずと
オランプ・デュ・ピュジェ
[王太子の養育係、ロナンの恋人]
早乙女わかば
海乃美月
舞空瞳詩ちづる
シャルル・アルトワ[ルイ16世の弟]美弥るりか瀬央ゆりあ紘希柚葉
カミーユ・デムーラン[革命家でジャーナリスト、
ロナンの友人]
凪七瑠海天華えま
暁千星
御剣海
マクシミリアン・ロベスピエール
[第三身分出身の若い議員]
珠城りょう瀬央ゆりあ
極美慎
凰陽さや華
マリーアントワネット[フランス王妃]愛希れいか有沙瞳瑠璃花夏
ラザール・ペイロール[貴族将校]星条海斗輝月ゆうま大希颯
デュ・ピュジェ中尉[バスティーユ牢獄爆薬庫の管理人、
オランプの父]
飛鳥裕美稀千種彩紋ねお
ヨランド・ドゥ・ポリニャック[王太子の家庭教師、
王妃の友人]
憧花ゆりの白妙なつ星咲希
ジャン・ポール・マラー[医師、かわら版の記者]綾月せり大輝真琴凛央捺はる
ジャック・ネッケル[国務大臣]光月るう輝咲玲央透綺らいあ
ルイ16世[フランス国王]美城れんひろ香祐羽玲有華
ギヨタン博士[医師、政治家]朝水りょうなし
ジョルジュ・ジャック・ダントン
[弁護士、カミーユ・デムーランの友人]
沙央くらま天華えま碧音斗和
ジャック[マラーの印刷所の印刷工]宇月颯夕渚りょう青風希央
ミシェル[マラーの印刷所の印刷工]煌月爽矢天希ほまれ飛翠真凜
アルトワ伯美弥るりか暁千星
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
[スウェーデンの将校、王妃の愛人]
暁千星極美慎
天飛華音
馳琉輝
ソレーヌ・マズリエ(ロナンの妹)花陽みら
晴音アキ
小桜ほのか鳳花るりな
オーギュスト・ラマール[アルトワ伯爵の手先]紫門ゆりや碧海さりお世晴あさ
シャルロット[パレ・ロワイヤルの落とし子]紫乃小雪詩ちづる
瑠璃 花夏
綾音美蘭
リュシル[デムーランの婚約者]詩ちづる乙華菜乃
ロワゼル[ラマールの手下]朝美絢稀惺かずと和波煌
トゥルヌマン[ラマールの手下]輝月ゆうま大希颯世奈未蘭

2015年月組はオランプとソレーヌはダブルキャストでした。2014年から早乙女わかばさんと海乃美月さんは競わされていましたね。2番手娘役選びだったのでしょうか?そして94期の研3の美園さくらさんが新公初ヒロインに抜擢されました。

この物語はマリーアントワネットがヒロインかな?と思っていましたが、オランプがヒロインでしたね。

星組のトップコンビはロナンとオランプですよね。アントワネットはエトワールに何度も選ばれた有沙瞳さんでしょう。

歌の多いロベスピエールは瀬央ゆりあさんに似合いそうです。ロックオペラの雰囲気も合いそうな気がします。→極美慎さんでした。大抜擢です!

ソレーヌは小桜ほのかさんに是非やってもらいたいです。

フェルゼンは極美慎さんで観たい!私の願望です。天飛華音さんでした。

ダントンも革命の仲間3人と出演しますので歌が上手な輝咲玲央さんだと嬉しいですね。→天華えまさんでした。

キャストが決定したら追記します。→追記しました。キャストの追記は赤字にしました。

追記)新人公演の主演とヒロインが発表になりました。

105期の稀惺かずとさん、初主演おめでとうございます。

ヒロインは東上Wヒロインに続き、105期の詩ちづるさんでした。

月組も七城雅さんは105期で『応天の門』の主演で、宙組大路りせさんも105期で『カジノ・ロワイヤル』の主演、ヒロインも105期の美星帆那さんです。

105期大躍進です。まるで95期の再来のようです。

その他のキャストの発表がありましたら再追記します。→再追記は○○(赤マーカー)にしました。

まとめ

8年ぶりに「1789バスティーユの恋人たち」の上演が2023年6-8月大劇場に決定しました。

フレンチロックミュージカルなので歌がかなり多めです。

主演はもちろん礼真琴さんのロナンで歌も演技も申し分ないでしょう。そしてヒロインはオランプなので舞空瞳さんでしょう。マリーアントワネットもヒロインかな?と線引きが難しい物語ですね。

2023年星組は3-4月「バレンシアの熱い花」で主演が専科の凪七瑠海さんヒロインは舞空瞳さんで全国ツアー、そして同時期に「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」は主演が礼真琴さんヒロインは未定でDCと日本青年館ホールと意味深な公演が続きます。

この「1789バスティーユの恋人たち」はトップコンビでみせて貰えるのでスッキリですね。

舞空さんの退団の噂も来年8月までは無いことがわかりました。星組は添い遂げ退団が続いたので心配でしたので、良かったです。

1789バスティーユの恋人たち」は他の劇団での上演も多く話題にあがります。それほどメッセージ性が強いのでしょうか。

演出家の小池修一郎さんはタカラジェンヌの魅力をふんだんに発揮する男役を演出するのが上手な方です。進化したロナンやロベスピエールが観られると今から楽しみにしています。

そしてこの公演での階段降りで2番手スターの羽根はどなたが背負われるのでしょう?私は瀬央ゆりあさんなら嬉しいですが…そこも気になるところですね。しっかり見届けたいと思います。

追記)8月28日付けで瀬央ゆりあさんは専科へ組替えになりました。
そのうちディナーショーが発表されますね。

専科へ行く前にリフレッシュ休暇を取られると思うので、10月末くらいから専科で始動かなあ。
となると、『パカド』の次の公演からかな?

どの組に出演なのか楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Le Rouge et le Noir ~赤と黒~の記事は

バレンシアの熱い花の記事は



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