「ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜」の新人公演主演の天飛華音さんをご存じですか?
研4のころから将来有望とSNSやYouTubeなどで発信されていました。
新人公演主演は2回抜擢され、3回目の研7で最後となる新人公演の主演に抜擢され、東京公演の新人公演は2023年1月19日が最後の主演公演です。
天飛華音さんはどんなジェンヌさんなのでしょうか?
新人公演の主演や歌やダンスの実力など知りたくて調べてみました。
天飛華音のプロフィール
本名 | 福元果音 |
生年月日 | 1999年2月9日 2022年12月現在23歳 |
出身地 | 鹿児島県鹿児島市 |
出身学校 | 市立吉野中学校 |
身長 | 171cm |
星座 | みずがめ座 |
愛称 | カノン |
初舞台 | 星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」 |
4歳上の兄と3歳下の弟がいます。真ん中の2番目なんですね。「真ん中っ子症候群」という言葉があるようで、親の愛情が不足しがちなのだそうです。
また、他の兄弟とは全く別の道を行くというのも真中っ子の噂の一つらしいです。
でもかのんさんは両親が宝塚ファンだったおかげで鹿児島から宝塚まで遠征してもらえて、宝塚のDVD(特に月組の「ロミオとジュリエット」龍真咲主演、朝美絢さんが好きだったそうです。)を買って貰えたりで、真ん中っ子症候群には当てはまらず宝塚を目指せました。
モーニング娘が好きな幼稚園時代は、テレビの前で一緒にダンスし、お遊戯会が上手だったので父母が才能があると考え、ダンスを習いはじめ、小学校に入り母の弾くピアノ姿に憧れてピアノを習い始めます。
父、母ともに宝塚ファンで、小学校時代に鹿児島から兵庫まで観劇に来ていました。小学校卒業後に月組「バラの国の王子様」「ONE」霧矢大夢さん主演を初観劇し、宝塚入学を決めました。
両親が宝塚ファンで良かったですね。
飛行機で通っているので費用がかかります。
両親がファンなので、かのんさんの為にお金も時間もかけてくれました。両親と共通の趣味なので結束力もあり、将来有望な娘に夢を託していたのでしょう。
中学生で「マリアミュージカルアカデミー」に通いはじめます。ここで彩海せら(月組)さんに出会い励まし合いながら音楽学校入学を目指します。
自宅の階段をバルコニーとして、月組の「ロミオとジュリエット」の全幕を一人で演じていました。
そこまでDVDをしっかりみていたのですね。
恐るべしコピー力!
マリアミュージカルアカデミーでは本格的なミュージカルを学んでいます。
日本のミュージカル界の第一線で活躍している方々をスタッフに招き、脚本・音楽・衣裳・舞台セット等、全てオリジナルのミュージカル公演を鹿児島で隔年に開催しているそうです。
凄いですね。
宝塚の舞台公演と同じ流れで公演を行うのですね。道理で天飛華音さんも彩海せらさんもお芝居が上手なのですね。
このころは彩海さんの方が背が高かったそうです。
因みに天飛華音さんは中学校で20cm背が伸びたそうです!
すごいですね。きっと成長痛があったのでしょう。(私は152cmなので目線の先の景色が違うんですよ。)
宝塚へは頻繁には行けず、DVD鑑賞の日々で男役に夢中でした。苦手な筋トレは、「FantasticEnergy!」を流しながら頑張り、中学2年からクラシックバレエも習い始めます。
2013年月組公演の「ルパン」「FantasticEnergy!」中村一徳先生のノリの良い元気が出る曲ですね。苦手な筋トレも頑張れそうです。
音楽学校受験当日は全く緊張せず終始楽しんでいたそうです。
度胸がありますね。本番に強いタイプなのでしょう。
合格発表当日は彩海せらさんが緊張をしていて、手を離してもらえず緊張が移ったそうです。 二人とも見事に合格でした。
愛称は本名のかのんからですね。
102期として2016年に入団しました。
天飛華音は父親好き(パパっ子女子?)「野球バット事件」
父親が大好きだった幼稚園生のかのんちゃん(パパっ子女子と言うのだそうです。)は、父と兄の野球の練習中にお父さんばかりをみていたら…
兄がバットを振り、運悪く…バットで顔を殴打!
かのんちゃんは口を何針も縫う怪我を負いながらも、父に笑顔をふりまき続けました。
相当痛かったはずです!血をダラダラ流しながら笑顔を振りまくとは!父親と兄は焦ったでしょう。
ビックリですね。子どもって驚く事を平気でします。
痛いはずなのに我慢しちゃうんですね。
天飛華音さんは我慢強かったのでしょう。きっとあまり泣かなかった子どもだったのでしょうね。
病院の治療も頑張ったことでしょう。
私の子どもだったら、抱きしめて怪我の治療を頑張ったことを誉めますね。多分感極まって泣いちゃいます。
落ち着いてから、お兄ちゃんがバットを振っていたら、絶対にそばに行くなと強く言い聞かせますけど…
通称「野球バット事件」だとか。
宝塚GRAPHに掲載されました。
天飛華音の最後の新人公演主演
新人公演の主演に3回抜擢されています。これは路線スターの道を躍進中ですね。
2019年7・9月 | GOD OF STARS -食聖- | 新人公演初主演 |
2021年10・12月 | 柳生忍法帖 | 新人公演主演 |
2022年11・2023年1月 | ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜 | 新人公演主演(研7) |
初主演の2019年の新人公演でのインタビューで「お芝居が好き。歌にも踊りにも、心が表れると思う。技術はもちろんですが(本番で発揮できる)精神力を磨きたい。舞台へ出る前の心の持って行き方も考えるように。人間性も磨いて、内面からかっこよさが出せる男役になりたい」と答えていました。
奇しくも同年5月に彩海せらさんは「壬生義士伝」の新人公演の初主演に抜擢されました。
同郷で同期の二人が同じ研4で新人公演主演を経験します。
感慨深いです。
「柳生忍法帖」では、下級生時代から、歌や芝居心が注目されていましたが、2度目の主演で、しかも久々の新人公演とあって、力も入っていたそうです。
のどの不調を乗り越えて、力強い歌声を披露し、軽やかな殺陣で芝居運びでも活躍しました。
頑張り過ぎて声を張り上げすぎるそうです。なので声が枯れてしまうのだとか。
今後の課題は声量ですね。
頑張って欲しいです。
礼真琴さんからは「絶対大丈夫!できる!」と励まされ、「優しい言葉をかけていただき、ずっと見守ってくださった。それがなければ今日、舞台に立っていませんでした」と言い、あこがれの先輩の言葉を支えに挑みました。
カーテンコールでは「この機会をいただけることがどれだけありがたいか、身を持って実感しています。かけがえのない財産であり、私たちのすべての学びにつながっています」と、新人公演の7年目までの若手だけで作る大舞台に感謝し「お客様と思いを共有できるこの空間が大好きです」と感極まった様子で話していました。
新人公演の2回目の主演は周りが見えてきたということですね。
成長がみられ、素晴らしいです。
最後の新人公演主演
星組公演 『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』新人公演一部の配役決定
礼 真琴・・・天飛 華音
舞空 瞳・・・藍羽 ひより
瀬央 ゆりあ・・・大希 颯
暁 千星・・・稀惺 かずと藍羽ひよりちゃん107期新公初ヒロインおめでとうございます!
宝塚歌劇公式ホームページ https://t.co/rKbUHxQPGg pic.twitter.com/v0U4nyKUqV
— 少女Aちゃん (@i_am_shojoA) October 7, 2022
「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」新人公演は研7での最後の主演となります。
日刊スポーツに「(3度目で)落ち着いて、務めることができたかなと思います」と笑い、最後となった新人公演にかける思いには「大劇場で最後ということで、お客さま、この空間を楽しみながら演じようと思っていました」と振り返りました。
と掲載されました。
本役は、歌、ダンス、芝居すべてにおいて高いレベルのトップの礼真琴さんが演じています。
礼さんからは、「命をかけて、頑張れ」との言葉をもらい、挑んだそうです。
公演中に衣装を着替える“早替わり室”に、その言葉が貼られて、着替えるたび、目に入り勇気づけられたそうで、感謝していました。
「上級生の背を見て、私も愛する宝塚の舞台、お客さまへ、いちずな愛を届けようと思いました」と言い、自身も役柄に「命をかけて」迎えた本番でした。
ただ「演じながら、課題も感じていました。東京(宝塚劇場での新人公演)では、もっとディミトリとして生きられるよう、頑張ります」と誓いました。
天飛さんはバウホール公演などでも重要な役を務めて経験豊富で、最後の新人公演(2023年1月19日)へ向け「さらに成長した姿をお見せできるよう、命をかけて精進してまいりたい」と意気込みを語りました。
3回目の主演ともなれば、下級生を引っ張り、長として堂々と演じられたことでしょう。東京公演の新人公演が研7最後の主演になります。
万全な体調で迎えて欲しいです。そして進化したディミトリがみられることを期待します。
阪急すみれ会パンジー賞の発表があったようです。新人賞には、天飛華音さんと彩海せらさんが選ばれました。宝塚ホテルで表彰式があったようです。
おめでとうございます。
同期で同郷で同じマリアミュージックアカデミーの出身者です。本当に良かったです。
「2022年宝塚 Stage Album」に掲載されます。発売日は2023年4月ころの予定です。毎年4月発売になっていますので。
2022年阪急すみれ会パンジー賞
男役賞 彩風咲奈
娘役賞 海乃美月
助演賞 悠真倫
新人賞 彩海せら
天飛華音
創作賞 高橋恵(音楽)— arcoiris (@arcoiri87835942) December 2, 2022
まとめ
102期の研7の天飛華音さんは現在23歳で新人公演主演に3回抜擢されています。
また、2022年の阪急すみれ会パンジー賞の新人賞を受賞しました。(12月に表彰されたようです。)
おめでとうございます。
2019年の研4の新人公演主演で注目され、その後も期待通り精進されています。
幼い頃から、ダンス、ピアノ、クラシックバレエを、また、マリアミュージカルアカデミーでは、本格的なミュージカルを学んでいます。
ですから、歌やダンスや表現することには、慣れているはずですね。
「ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜」の東京での新人公演が1月19日にあります。
研7での主演は本当にこれが最後です。悔いのないディミトリを演じて欲しいです。
そして本公演の千秋楽が2月12日なので、ジョージア王国の武将ムルマンとして完走出来ることをお祈りします。
その後は3月26日から「バレンシアの熱い花」「パッション・ダムール・アゲイン!」の全国ツアーに出演が決まっています。
主演は専科の凪七瑠美さんで、瀬央さん、極美さん、天飛さんが、ロドリーゴとラモンとレオン将軍、ルカノールのうちのどの役になるのでしょう?
とても楽しみでワクワクします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜のあらすじは
↓
「龍の宮物語」のブルーレイを見つけました。儚くも美しい夜叉ヶ池伝説で、青年と龍神の姫の愛憎織り成す異郷訪問譚
有沙瞳さんが『今でもこの物語は浄化されるので何度も見返す』おすすめの物語と歌劇に掲載されれていました。
瀬央ゆりあさん、有沙瞳さん、天飛華音さんがキレイで素敵でした。
私も何度も観た大好きな作品です。
コメント