宝塚の花組トップスターの柚香光(ゆずか れい)さん、素敵ですね。
長くスターの座を守っていられる理由が気になりませんか?
歌声やまなざしや所作などや役の取りくみ方など、どのように気持ちを切り替えているのでしょう。
本名や年齢やどんな家庭で育ってきたのか?花組トップスターの座についてからの思いなど知りたくなりました。
そして主演公演から何年?または何公演で退団を考えるのか?が気になります。
そこで柚香光さんについて調べ退団の時期を予測してみました。
柚香光の本名と年齢
本名は大塚 光(れい)さん
生年月日は1992年3月5日 (2022年現在) 30歳
本名が光(れい)さんだったのですね。「ひかる」さんかと思っていました。
素敵!芸名みたいですね。
ご両親様は予見されていたのでしょうか。気になります。
柚香光のプロフィール
出身地 | 東京都杉並区 |
出身学校 | 杉並区立和泉中学校 |
血液型 | O型 |
星座 | うお座 |
身長 | 171cm |
芸名由来 | 家族で考案し、本名の光(れい) |
初舞台 | 2009年宝塚歌劇団95期生として入団。宙組公演「薔薇に降る雨/Amourそれは・・・」 |
愛称 | れい |
最初は宙組公演でのデビューだったのですね。
同年に花組へ所属し、「ベルサイユのばら外伝」に出演!池田理代子さん原作で『週刊マーガレット』に1972年~1973年まで掲載された、あの一世風靡したベルばらです。
クルクルふわふわの髪型の男装の麗人オスカルと黒髪のりりしいアンドレの物語で当時高校生の私は夢中になってマーガレットを読んでいました。
そのころ「宝塚歌劇団」という女性のみのミュージカルを知り、まるでオスカルがそのまま現れた衝撃を受け衣装の豪華さや舞台の華やかさとすっかりその魅力に虜になります。
そして後にこの舞台をTVで観て物凄く感動しました。
柚香光さんの好きな色は白と青だそうです。華やかなイメージがするので赤が似合いそうですが、好きな色と似あう色は違いますね。
柚香光の家族構成
兄2人、弟2人の5人兄弟の3番目。唯一の女の子。
子ども時代は毎日かすり傷がたえないほどわんぱくでとても活発な女の子でしたが、兄弟の中の唯一の女の子なのでピアノとクラシックバレエを習っていました。
すぐそばに男子が4人もいたのですね。それも男役スターへの資質の一つでしょうか。
しかも兄弟5人の3番目という立場も育っていくうちに上下関係や力の差や年下への思いやりを自然に身に着けていけたのだと思います。
いいなあ・・・妹しかいない私は姉ではなく兄のいる友人(頼りがいがあり甘えられそうだと想像していましたので)がうらやましかったです。
柚香光さんの出身は東京都杉並区内だそうですが現在ここに実家があるのかは調べてみても定かではありません。
かなりのお金持ちだ!という説が多いですが、それも事実かどうかわかりません。
ですが、5人の子供を育てるにはかなりの出費が見込まれます。
それに加えて柚香光さんのピアノやクラシックバレエのお稽古事の費用や発表会の費用も捻出できていたということはやはり裕福な家庭だったと推測されます。
私の子供のころ(1963年~1967年)は小学校低学年120~130名中で1人か2人がバレエやピアノを習っていました。
そして皆裕福な家庭でしたよ。(月謝も高額で付随する費用も高額でしたから)
柚香光、モデルの仕事も?
2017年 JOSEPHのファッションのイメージモデルになります。
2020年秋 チャコットのコスメティックイメージモデルとなる。
JOSEPHではアンニュイな表情で奇麗な横顔が印象的でした。ほとんど素顔に近くても醸し出すオーラが素晴らしい!
2022年はFROM THE BEACH TO THE CITY-High Summer-22-と題して新宿伊勢丹3階で5月25日~6月7日までイベント開催中です。
柚香光さんが監修したデニムと腕に付けているなバングルが発売されました。
ファンの方はもうすでにお手元にあるのでしょうね。バングルはシンプルですが存在感があり素敵です。感性が素晴らしい!
チャコットではアイメイクが際立つりりしい印象でした。宝塚のトップスターの輝きが表現されているように感じました。
2022年3月にはチャコットメイク品のノベルティとして柚香光さんポストカードがプレゼントされていました。
舞台メイクをイメージしたカラフルなアイメイクの凛々しい柚香さんです。ファンでなくても欲しいと感じるくらい素敵なポストカードだと思いました。
柚香光の主演公演の内訳から退団を予測してみました。
2009年宝塚歌劇団95期生に入団する。
2009年4-5月 宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは・・・」初舞台を踏む。(宝塚大劇場)
2014年2月~5月 ラスト・タイクーンーハリウッドの帝王、不滅の愛ー 蘭寿とむ 退団公演で新人公演初主演となります。(宝塚大劇場/東京宝塚劇場)
2014年8月~11月 エリザベート ー愛と死の輪舞ー で2度目の新人公演主演。(宝塚大劇場)
2015年10 – 12月、『新源氏物語』 /柏木、新人公演:光源氏(本役:明日海りお)『Melodia-熱く美しき旋律-』 新人公演主演に抜擢されました。
2017年10月、『はいからさんが通る』(ドラマシティ・日本青年館)東上初主演
2018年11 – 12月、『メランコリック・ジゴロ』 – ダニエル(全国ツアー) 全国ツアー初主演
2019年6 – 7月、『花より男子』(TBS赤坂ACTシアター) – 東上主演
20142019年11月25日 花組トップスターに就任
2020年1月 DANCE OLYMPIA トップお披露目公演(東京国際フォーラム)
2020年7月~11月 本拠地の宝塚大劇場で「はいからさんが通る」新トップスターとしてお披露目。2021年4月~7月 アウグストゥスー尊厳ある者ー(宝塚大劇場/東京宝塚劇場)
2021年11月~2022年2月 元禄バロックロック(宝塚大劇場/東京宝塚劇場)
2022年6月~9月 巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜(宝塚大劇場/東京宝塚劇場)
2022年10月~11月 フレンツェに燃える(全国ツアー)
2023年2月~3月 うたかたの恋(宝塚大劇場/東京宝塚劇場)
新型感染症流行になり公演中止や延期が続く。
後に、『これだけの学びをいただけたのは、人生にとって、きっと大きなこと。
雨降って地固まるじゃないですけど、自分がすべきことを、どれだけやっても命果てることはないはず。ワクワクとドキドキを持ってまい進したい』
『パフォーマンスの中での品格やもてなす心を余裕のあるジェントルマンな雰囲気を感じることがたくさんある。お客さまへの包容力が花組の礎では花組はダンスの花組と呼ばれ伝統を守り継承しています。』
組カラーについても『熱い というよりは温かい。強い というよりは洗練。派手 というよりは華やか』と的確に表現しています。
とスポーツ報知に語っていました。
2020年7月~11月の「はいからさんが通る」は大和和紀さん原作のロマンチックコメディーで1975~77年、「週刊少女フレンド」で連載されていました。私も当時読んでいましたので親しみが持てる作品でした。
とくに時代背景が大正時代で袴姿にブーツが新鮮で可愛かったです。
当時の私は毎年お正月に着物を着る風習がある家系に育ちましたが着物には草履という正統派の着こなししか知らなかったのでカルチャーショックを受けました。
2019年公演の「花より男子」は原作は神尾葉子で少女漫画『マーガレット』で1992年から2004年まで連載されていました。
2005年10月から12月までTVで放送されたドラマ『花より男子』主演の松本潤、井上真央、の青春ラブストーリーはあまりにも視聴率が高く、話題性もあり当時高校生だった娘と一緒に毎週欠かさず見ていましたね。自由奔放な道明寺司をどう演じるのか?きっと素敵すぎてうっとりしてしまうなと想像していました。
この公演のチケットを取りたかったのですが初孫誕生で時間が取れず断念しました。
関連:トップスター柚香光のお披露目公演の『はいからさんが通る』の配信がありました。伊集院 忍:柚香光、花村紅緒:華優希
アウグストゥスー尊厳ある者ー2021年4月公演 配信は終了していました。
B日程(102期から106期まではA,Bに分かれました)
『元禄バロックロック』2021年11月公演 トップ娘役の星風まどかお披露目公演、聖乃あすかが輝いた!
巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜2022年6月公演 柚香光さんのピアノの生演奏!凄いです!一度は見る価値あり。感動もの。
そして永久輝せあが妖艶な中性的な魅力の娘役ジョルジュ・サンドを熱演!
うたかたの恋 2023年1月大劇場千秋楽公演 ルドルフ:柚香光(2014年『エリザベート』で役替わりのルドルフを演じ、2回目!断然素敵なルドルフでした。)、マリー:星風まどか
関連記事:うたかたの恋 花組の大劇場千秋楽の配信の感想!水美舞斗の挨拶と影ソロ
トップスター5名の宝塚大劇場の主演公演回数を調べてみました
さて、柚香光さんの公演の中で主演公演で宝塚大劇場の公演は新人公演を含めて6公演で、トップスターになってからは4公演あります。
宝塚大劇場の千秋楽の1~2日後に退団されているトップスター5名を調べてみました。
明日海りお | 紅ゆずる | 朝夏まなと | 柚希礼音 | 北翔海莉 | |
トップお披露目(年) | 2014 | 2017 | 2015 | 2009 | 2015 |
退団公演 | 2019 | 2019 | 2017 | 2015 | 2016 |
在籍年数(年) | 18 | 17 | 15 | 16 | 17 |
退団年齢(歳) | 36 | 35 | 37 | 36 | 35 |
宝塚大劇場主演回数 | 9 | 5 | 6 | 5 | 2 |
入団期生 | 89 | 88 | 88 | 85 | 84 |
北翔海莉さんはトップスターお披露目公演後の全ての劇場での主演公演回数は6回です。
明日海りおさんは月組トップスター公演で2回、花組トップスター公演で7回の合計9回です。月組に10年在籍しトップスターお披露目公演から1年足らずで花組への組み換えはかなり辛かったとご本人も言われていました。それからおおよそ5年で7回の宝塚大劇場公演を経験されています。
明日海りおさんが新しい組で花組のトップスターとして恥ずかしくない舞台を目指して努力をされ、この実績を積み上げたのだと思うと頭がさがります。
私が同じ立場に置かれたら精神的にかなりダメージを受けて成績が残せなかったかもしれません。
紅ゆずるさんは主演公演を5回経験したら退団しようと考えていたそうです。なぜ5回なのか退団会見で問われ、「私のインスピレーションです。6回だと中途半端。4回だと少ないかなと。今思いつきましたが、『紅(くれない)5』ですし」。星組の仲間たちと5人で自主的に組んだユニット名をあげていたそうです。
トップスター5名を比較すると、宝塚大劇場は5回から9回経験で年齢は35~37歳ころ退団をされていることがわかりました。
柚香光さんはトップスターになってから宝塚大劇場を4回経験されて年齢は30歳です。
柚香光さんは年齢から推測すると後5年ありますが、宝塚歌劇団入団後5年という異例の速さでトップスターの座を手に入れてから7年が経過していることから次回の宝塚大劇場公演が5回目にあたるので2023年2月~3月 うたかたの恋 後の退団か、7回目(宝塚大劇場公演は大体年12回)で33歳になりトップスター歴10年の2025年ではないかと予測します。
まとめ
思春期から時々TVでみていた宝塚!女性のみの歌劇団であり、ミュージカルの素晴らしさも知り、特に男役の方の姿や所作に惹かれました。
まるで少女漫画の主人公がそのままの姿で現れた様でこんなに凛々しくキレイであこがれていた男性が実像としているのだ!と当時の私は物凄く感動したことを思い出しました。
女性が演じているというよりはすっかりあこがれの男性として見ていましたね。
その時の気持ちを思い出しながら今回は話題の柚香光さんのことを調べてみました。
柚香光さんの所作が美しいのは幼少期にクラシックバレエを習っていたからでしょう。
タカラジェンヌは宝塚音楽学校で2年間勉強し、その後宝塚歌劇団に入団します。
2007年に宝塚音楽学校に入学し2009年に歌劇団に入団されてからは華やかな容姿と圧倒的なダンスで早くから注目を集めていて、同年に初舞台も踏みました。
これもクラシックバレエのおかげでしょうね。
2021年に「宝塚カフェブレイク」中井美穂さん司会の番組内で
2014年には新人公演初主演を果たします。
この時のエピソードを柚香さんはこう話されていました。
『蘭寿とむさんに迷惑を掛けない様に!だけを常に考えていました。』
2度目の新人公演主演のエリザベートー愛と死の輪舞ーではトートという黄泉の国の帝王の有無を言わせぬ圧倒感を出そうと日々努力をされたそうです。
2016年の新源氏物語は悔いの残る舞台だそうです。
『光源氏の感情の移入で表現しきれなかった・・・』と話されていました。
また同年のMe And My Girl(ロマンティックコメディ)では『セドリック・パーチェスターの役の抜群のコメディーセンスと演技力で名脇役として活躍した未沙のえるさんのイメージが強く、何とか自分のパーチェスターを作り上げるのに苦労した』と話され『コメディ作品の面白さを学んだ』そうです。
『常に下級生に刺激を与える立場でいたい。自分の男役作りは、そのときの役になりきってお芝居をすることはとても楽しい』と瞳を輝かせて言われた姿が印象的でした。
努力家で前向きな凛とした姿がお芝居の主役とリンクして調べていくうちにファンになってしまいました。
これからもどんどん色々な役にいどんでいってもらいたいです。期待して応援します。
ですが、どんなに素晴らしくてダンスやピアノの腕前が堪能であっても何時かは宝塚を退団するときがやってきます。
柚香光さんはまだ30歳を過ぎたばかりですがトップスターになってから大劇場公演は4回経験されています。
異例の速さでトップスターの座を射止め、トップスターになってから7年経過していることから退団は次の大劇場公演あたりかトップスター歴10年目の2025年あたりではないかと予測します。
追記)次の公演は2023年3月のうたかたの恋、7-10月の『鴛鴦歌合戦』の発表がありました。6作目です。
2024年の大劇場は2公演の予定です。(発表はまだですが)2025年公演はまだ未定です。
私はもっと長く柚香光さんの舞台を見てみたいと思っています。新規感染症が流行したので中止になった舞台もあるそうですのでもう一度再演されることを心より願います。
モデルやファッション監修もこなす多才な方なので退団後もきっと活躍されるでしょう。
ですが今はなるべく長く続けて私たちに夢と希望を与えてくれることを切に願います。
いかがでしたか?
私はもっともっと宝塚のスター達を調べてみたくなりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の花組公演は『鴛鴦歌合戦』7月7日~8月13日大劇場、9月2日〜10月8日東京宝塚劇場です。
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