詩ちづるの組み替えの意味やプロフィールと阪急ポスター後ヒガシマル就任で星組娘役では何番手？

星組の詩ちづるさんが『1789バスティーユの恋人』の新人公演のヒロインに抜擢されました。2度目の新人公演のヒロインです。

詩ちづるさんは研3の2021年11月4日に月組から星組に組替えになりました。

新人を組替えしたことも、星組での東上公演のヒロインが誰なのか？気になりませんか？

私は気になったので調べてみました。

この記事でわかること

詩ちづるの組替えの意味

105期の詩ちづるさんは月組の娘役でした。

月組はエトワール経験者が多く、新公ヒロインの候補者が多い組です。その中でおはねちゃん（きよら羽龍）はトップ娘役に一番近いです。

ここ数年のトップ娘役は新公ヒロインを2回以上経験しています。

102期	天愛るりあ	エトワール
103期	白河りり	新公１、エトワール４
103期	羽音みか	新公1
104期	きよら羽龍	新公2、バウ１、エトワール１
104期	咲彩いちご	トリプルエトワール２、エトワール１
106期	花妃舞音	新公1
106期	一乃凛	エトワール

さて、星組はどうでしょう？102期から107期までに4名がエトワールや新公ヒロインに抜擢されています。

次期トップ娘役に育成するにはライバルは瑠璃花夏さんと藍羽ひよりさんだけです。（なこちゃん（舞空瞳）が102期なので）

102期	都優奈	エトワール２
102期	水乃ゆり	新公1
103期	瑠璃花夏	新公1
107期	藍羽ひより	新公1

花組は105期の星空美咲さんと104期の美羽愛さんが強力なライバルで、雪組は105期音彩唯さんが強力なライバルで、宙組は105期の山吹ひばりさん（現在のトップ娘役）と同じく105期の美星帆那がいました。

以上のことから、星組へ組替えすれば、トップ娘役への育成ができると判断したのではないでしょうか？あくまでも私個人の考えです。

詩ちづるのプロフィール

本名	土山はる奈
生年月日	2000年～2002年3月9日
出身地	北海道札幌市
出身学校	藤女子高等学校
身長	160cm
星座	うお座
愛称	うたち、ちづちゃん、はるな
初舞台	宙組宝塚大劇場公演『オーシャンズ11』

2017年に15歳～17歳（3月生まれなので）で音楽学校を受験しているので2000年～2002年生まれと予想します。

2023年6月現在は21歳～23歳です。

愛称は芸名からですね。

幼少期からクラシックバレエを習い、中学生で母親と宝塚を初観劇し、「美しい！なんてきれいな世界！」とハマったそうです。

東京新聞の三つの質問に答えています。

１．無人島に何か一つ持って行くとしたら？「ヘリコプター」
理由は無人島を楽しんだらヘリコプターで帰途に着くのだそうです。

天真爛漫です。男前なところもありますね。

２．幸せだなあと感じる時は？

朝早く起きることができたとき。太陽の光を浴びたり、音楽を聴いていると幸せです

３.１週間休みがあったら何をしますか？実家（北海道）に帰りたい。

自然を見て、おいしいものを食べてゆっくりしたい。帰ったら絶対ラーメンを食べます。

好きな花はチューリップ、好きな色は青、好きな食べ物はスイーツ。

特技は犬と仲良くなれる事。

趣味は動物の映像で癒されること、読書、舞台鑑賞。

入団時の成績は3番と、優秀ですね。

詩ちづるが阪急ポスター後ヒガシマルに就任

ヒガシマル醤油のイメージガールに選ばれました。
おめでとうございます！！

ヒガシマルは元宙組トップ娘役の潤花さんが2019年雪組時代にイメージガールに就任し2023年6月まで起用されました。

2016年〜2019年は元星組トップ娘役の綺咲 愛里さんでした。特定のジェンヌの就任ははこの時からで、かなり稀なことだったそうです。

二人ともトップ娘役です。

詩ちづるさんも次期トップ娘役と予測しての抜擢なのでしょうか？

歌劇の裏表紙にヒガシマル醤油のCMとして潤花さんが掲載されていました。

詩ちづるさんが話題になったのは2022年春の阪急電鉄の桜のポスターではないでしょうか。

阪急電鉄のポスター「阪急で行きましょう」に抜擢されました。本当に可愛らしく美しい！桜がピッタリなウキウキするポスターでした。

また、夏には「胸おどる、きらめきの夏へ」というポスターでした。

お祭りの提灯と浴衣の詩ちづるさんがやっぱり可愛い！夜祭りの太鼓や笛の音が聞こえそうで浴衣を着てお祭りや花火を見に行きたくなりました。

秋バージョンは、「もみじ色に包まれる秋へ」というポスターで、バックの赤と黄色の紅葉の中で深紅のドレスの詩ちづるさんは、春のやわらかいイメージではなく、秋の深いエキゾチックなイメージでした。やはり華やかで可愛らしくちょっと大人びた感じが素敵です。おしゃれをして旅行に行きたくなりました。

詩さんは華やかなオーラがあり、可愛らしいお顔立ちなので目を惹きます。身長が160cmと小柄（宝塚の娘役としては）ですが、ダンスや歌が上手で早くから公演に役付きで出演していました。

詩ちづる東上公演の赤と黒

【宝塚アン　花のみち店】

星組シアター・ドラマシティー公演
『Le Rouge et Ie Noir +赤と黒+』Blu-ray入荷しました✨
フレンチ・ロックの申し子　礼さんの圧倒的な歌唱力に、星組生の情熱的なお芝居！
新感覚ミュージカルの公演をお家でも体感してみませんか🌟 pic.twitter.com/3dPift6TyN

— 宝塚アン (@takarazuka_an) June 13, 2023

『Le Rouge et le Noir～赤と黒～』の配信の感想でも書いていますが、礼真琴さんと有沙瞳さんとの3人のハーモニーは素晴らしく、詩さんの高音の透き通る様な声に本当に感動しました。

父の前でたいくつだと歌う赤のミニスカート姿はメイドカフェの店員みたいでした。ちょっとアニメ風な声で歌っていましたが表現力は素晴らしかったです。

ジュリアン礼真琴を誘う黒いドレス姿は色香があり歌も難しい曲を透き通る様な高音で完璧に歌っていました。

可愛い部分と大人びた女性の部分を上手く表現していましたが、華やかなオーラが少し弱いと感じました。

お芝居の表現力からなのかな？以前、舞空さんの時もシーンによりオーラが薄いと感じたことがありました。

ただ、お芝居は公演ごとに精進できると先輩ブロガーが書いていましたので、どんどん精進して上手くなってください。期待しています。

関連記事：『Le Rouge et le Noir～赤と黒～』星組の礼真琴の技量と暁千星が2番手並みに大抜擢

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詩ちづるは星組娘役では何番手？

星組で何番手なのかを語る前に今までの公演の役どころをみてみましょう。

	年月	公演名	役名	新人公演
月組	2019年10－12月	I AM FROM AUSTRIA－故郷は甘き調べ－	本役は きよら羽龍	シュティーグル
	2021年2－3月	ダルレークの恋（東上公演）	ビーナ
	2021年5月	桜嵐記	楠木正時 【少年】 影ソロ	祝子（本役は 蘭世惠翔）
星組	2022年2月	ザ・ジェントル・ライアー 〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜 （東上公演）	メイベル
	2022年4－7月	めぐり会いは再び next generation －真夜中の依頼人	ポルックス	（初ヒロイン） アンジェリーク
	2022年9月	モンテ・クリスト伯 （全国ツアー）	エデ姫
	2022年11 – 2023年2月	ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜	シブルズネ （リラの花の精）	カティア （本役は水乃ゆり）
	2023年3－4月	Le Rouge et le Noir〜赤と黒〜 （東上公演）	（Wヒロイン） マチルド・ド・ラ・モール
	2023年6 – 8月	1789-バスティーユの恋人たち-	リュシル	（ヒロイン） オランプ・デュ・ピュジェ

研1の2019年に『I AM FROM AUSTRIA－故郷は甘き調べ－』の新人公演でシュテーグルに抜擢されました。

2021年2－3月東上公演の『ダルレークの恋』でもビーナ役でころころ変わる表情が可愛く、蘭尚樹さんのラジオンの恋人として初々しく演技していました。もちろんデュエットが上手でした。

2021年『桜嵐記』正行と弁内侍が結ばれるとき桜のシーンの影ソロは詩ちづるさんでした。

歌がうまいのはもちろん、地声が素敵で繊細ながら迫力のある歌が素晴らしく、歌の才能もずばぬけているように思えました。

2022年『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』では主演のみでヒロインが明確ではありません。ですがメイベルとガートルードとローラ・チーヴィリー夫人がヒロイン的な役になるのかな？と思っていました。

先輩ブロガーが、「メイベルは実質ヒロインでしたね！ 主人公と結ばれる役でしたし、
最後のデュエットダンスも3人の1人入り、リフトをしてもらえたのはちづるちゃんでした。

 何よりも心惹かれたのが、透き通るような天使の歌声でしたよね」…と書いていました。

4ー７月の『 めぐり会いは再び next generation－真夜中の依頼人』で新人公演初ヒロインに抜擢されました。大劇場の新人公演は中止になり東京公演1回のみの公演でした。

星組はメルヘンな作品がお似合いですね。衣装もキラキラして可愛くて、オルゴールでまわる人形のようでした。（表現が上手くなくてすみません）

豪華なドレスに身を包み、アンジェリークの気高さや華やかさを上手に表現していました。

幼馴染で恋人だったルーチェ（咲城けい、現在雪組）への愛情もソロナンバーで甘く切なく表現していました。

咲城さんとの並びもキレイでお似合いでした。

ただ、お芝居はまだ表現や言葉が何となく物足りないようでした。

研4ですから公演毎にどんどん実力をつけていくと思います。

東京新聞に「自分の中ではゆとりが持てませんでした」と反省を語っていました。

星組は有沙瞳さんが退団予定なので、注目は99期の小桜ほのかさん、新公ヒロイン1回、バウ1回、DC1回に抜擢されています。今のところ2番手候補です。ですが新公ヒロインは1回のみなので、トップ娘役候補にはなれないでしょう。

107期の藍羽ひよりさんは新公ヒロイン1回ですが、まだ新公ヒロインの可能性はありますね。

詩さんは新公ヒロイン2回、東上Wヒロイン1回で今のところ3番手ですね。

ただ今年の抜擢次第で2番手を小桜さんと競い合うことになるかもしれません。（私の考えです。）

関連：2022年公演、めぐり会いは再び next generation－真夜中の依頼人

まとめ

星組の研5の詩ちづるさんが『1789バスティーユの恋人』の新人公演の2回目のヒロインに抜擢されました。

おめでとうございます。

詩さんは月組から研3の時に組み替えになりました。

早期の組み替えの意味は、月組の102期以降のエトワールや新公経験者が多数で、月組ではなかなか新人公演のヒロインのチャンスが回ってこなかったので、102期以降でライバルが少ない星組に組み替えになったのだと予測しました。

また、元トップ娘役2名が努めたヒガシマル醤油のイメージガールに就任しました。ということは次期娘役としての就任なのでしょうか。

昨今のトップ娘役の条件は新公ヒロイン2回以上でバウ1回以上、東上1回以上です。詩さんは着実に育成されています。

トップ娘役は歴代を調べると研5～研7で就任する娘役が多かったので、今年と来年の抜擢で一気にトップ娘役になる可能性もあるので、今後の星組公演は要チェックですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事：My Last Joke 虚構に生きる宝塚のあらすじとバウ初ヒロイン詩ちづるについて

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