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蒼穹の昴 宝塚のあらすじや相関図と千秋楽配信の感想

宝塚雪組

浅田次郎作品の「蒼穹の昴」が宝塚でついに舞台化されました。

浅田次郎さんの作品は2010年に日中共同制作をNHKが25回に渡り放映しました。1話は40分から50分ほどなので、約17時間から21時間の作品でした。

19世紀末の清朝末期の中国の紫禁城が舞台となり、西太后の側近へと上り詰めていく春児たち保守派と、科挙に首席合格し光緒帝に仕えることとなった文秀率いる古い体制を変えようとする改革派との敵対する立場となりながらも、懸命に生きていく様子を描いていました。

日中共同制作は西太后が主役として表現されていました。

宝塚で超大作をわずか3時間に収めて舞台化したらどのシーンを中心にしていくのでしょうか?色々想像してワクワクドキドキします。

宝塚のあらすじから書いていきます。

蒼穹の昴 宝塚のあらすじ

演出家の原田さんのインタビュー

演出家の原田さんによると、昨年夏に「彩風就任から本拠3作目へ向けて『彩風で一本ものを』という話があり企画した。「CITY HUNTER」「夢介千両みやげ」に続く本拠地作に、「2・5次元、コメディータッチときていたので歴史大作を考えた」ので「蒼穹の昴」になったそうです。

彩風咲奈の代表作になること請け合いだとも語られていました。

あらすじ

極貧生活をしていた春児(朝美絢)が占い師の白太太(京三紗から予言を受け、宦官になり、師匠の安徳海(天月翼)黒牡丹(眞ノ宮 るい)に出会い京劇を学び、西太后(一樹千尋)付きの側近へと昇りつめていきます。

占い師の白太太に春児は「輝く昴となり、西太后の財宝を手に入れる」と予言される。

科挙に首席合格した文秀(彩風咲奈)は官史となり、光緒帝(縣千)に仕えることになります。

離れていても春児を気にかけていた文秀は春児の家を訪れ、たった一人で生活していた春児の妹の玲玲(朝月希和)を引き取り家に連れて帰ります。

清朝の旧体制を守り続ける西太后の側近として紫禁城に仕える春児と、古い体制を奪還して権力を取り戻そうとする光緒帝の側近となった改革派の文秀は、敵対しやがてほろびゆく清朝の大きな渦に飲み込まれていきます。

文秀と春児が物語の中心として演出されていました。

日中共同制作では西太后は決して悪役には描かれず、でも威圧感はあり、可愛い部分も表現されていました。特に春児を寵愛し春児の意見には耳を傾け自分が年を取ったと嘆いたりしました。

宝塚の西太后は威厳があり、私のイメージ通りでした。これですよ!西太后は!

西太后は夫を亡くしそれまでの先祖代々の意思を引き継いで旧体制で国を守る姿が描かれていて、責任感の強さや甥の光緒帝を育てようとする器量もあり優秀な指導者でした。

いつのころからか、西太后側近の宦官の栄禄李蓮英振り回されて真実が見えていなかったようで、一度引退し光緒帝に政権を渡しますが、旧体制を取り戻そうと再度西太后が表舞台へ戻ります

西太后は田中裕子さんが演じられて旧体制を守り抜こうとする執念や京劇を心から愛する思いが伝わり、本当に素晴らしかったです。

ただ私の西太后のイメージは好き放題に自分の為だけに湯水のようにお金を使うわがままな女性で、気に入らないと冷酷に罰を与え、ほくそ笑んでいる女性です。決していい人ではありません。専科の一樹千尋さんが素晴らしかったです。本当に西太后ってこんな人だったんだろうと思えます。

楊喜楨が銃殺されるシーンとかはちょっととってつけた感じがありましたが、2幕が始まって銃殺された説明があったので良かったです。映画では毒殺でした。

蒼穹の昴 宝塚の相関図

日中共同制作のドラマの中では中国語読みの氏名が下記のようでした。一部ネタバレもあります。

忘れてしまったところや、宝塚の演出のみの登場人物もあるので、わかるところだけ入れてみました。

改革派光緒帝派
楊喜楨ヤン・シーチェン夏美よう大学者-改革派の筆頭。光緒帝の教育係→ドラマでは李蓮英に毒殺される
林旭紀城ゆりや改革派の官史
劉光第華世京改革派の官史
順桂シュンコイ和希そら科挙の二等合格者→ドラマでは非業の死を遂げる
王逸ワン・イー一禾あお科挙の三等合格者
天津総督府
李鴻章リ・ホンチャン凪七瑠海内乱を平定し直隷総督となる
袁世凱ウエイ・ティン真那春人李鴻章の幕僚
保守派西太后派
栄禄ロンルー悠真倫西太后の側近で権力者ー内務府大臣
李蓮英リイ・リェンイン透真かずき栄禄の朋友で西太后の寵臣ー大総管太監
崔玉貴麻斗海伶李蓮英の配下ー太監
学者
康有為カン・ヨウウェイ奏乃はると公羊学者
譚嗣同タン・ストン諏訪さき康有為の弟子。玲玲に想いを寄せる
宝塚版の蒼穹の昴の主役たち
梁文秀リャン・ウェンシュウ彩風咲奈科挙の首席合格者で官史。梁家の地主の次男→改革派になる。
春児とは義兄弟の契りをかわす。玲玲を妹の様にかわいがる
李春児リイ・チュンル朝美絢貧しい農民の子。予言を受け宦官となり西太后の側近になる→
京劇役者でもある→西太后を支持
李玲玲リイ・リンリン朝月希和春児の妹。両親を失い文秀に助けられる→文秀を想い続けている
予言者文秀と春児の宿命を予言・・・物語が動き出す
白太太(パイタイタイ)京三紗老占い師→文秀と春児に、昴の星に導かれる宿命を予言する
紫禁城
西太后シータイホウ一樹千尋亡き清朝第9代皇帝の側室。皇帝に代わり政治を行う
徳齢千風カレン女官ー容齢の姉→退団なので追加の役
容齢羽織夕夏女官ー徳齢の妹→退団なので追加の役
後宮・皇族
光緒帝ツァイテン縣千清朝第11代皇帝。西太后の甥
隆裕シーツー野々花ひまり光緒帝の皇后ー西太后の姪→度々西太后に泣きつく
瑾妃チンフェイ沙羅アンナ光緒帝の側妃ー珍妃の姉
珍妃チェンフェイ音彩唯光緒帝の側妃 瑾妃の妹→光緒帝の寵愛を一身に受ける
常蓮忠桜路薫光緒帝の御前太監
恭親王ロウラオイエ日和春磨第9代皇帝の咸豊帝の弟 諄親王の兄→光緒帝の伯父
醇親王イーシュアン叶ゆうり光緒帝の実父 第9代皇帝の咸豊帝の末弟
鎮国公載沢ツァイゾウ咲城けい西洋かぶれの満州皇族で光緒帝のはとこ
文秀に力を貸す
ミセス・チャン夢白あや謎の美女→清朝第10代皇帝同治帝の隠し子、寿安公主
岡圭之介久城あす万朝報の記者
トーマス・バートン壮海はるまニューヨーク・タイムズの特派員
文秀の亡命を手助けする
伊藤博文汝鳥怜初代内閣総理大臣-明治維新の立役者
柴五郎叶ゆうり駐在武官
富貴寺(元宦官たちが暮らす)
安徳海アンドゥハイ天月翼盲目の胡弓弾き→春児に宮中のしきたりや作法を教える
周麻子真友月れあかつての太監料理の名人
黒牡丹ヘイムータン真ノ宮るい西太后がひいきにしていた京劇の花形役者春児の
京劇の師匠
ードラマでは病気で死亡
金八稀羽りんとかつての太監
京劇団その他
趙掌案的星加梨杏京劇・南府劇団の立ち役
蘭琴聖海由侑春児の親友

日中共同制作ドラマでは、ミセス・チャンは寿安として、度々西太后に新しいニュースを教えたり、文秀を助ける為に口添えをしたりと頻繁に登場しました。宝塚ではこの部分はカットですね。

蒼穹の昴 宝塚 千秋楽の配信の感想

科挙に合格した3名が挨拶をするシーンのワンイーの一禾さん、台詞も聞き取りやすくはきはきしていて彩風さんや和希そらさんと堂々と渡り合い素晴らしかったです。

3人で歌い継ぐシーンも、和希さんに負けず歌が上手でした。和希さんは歌唱指導になるほど、声も音程も表現力も素晴らしいのですが、一禾さんも本当に素晴らしかったです。今後も注目していこうと思いました。李鴻章凪七に意見を言いに行くシーンのお芝居も迫力や国の為に革命を起こそうとする姿勢が感じ取れて良かったです。出演シーン多かったですね。

チュンルの朝美さん、ぼろを着ていても美しく、西太后の目前でヘイ・ムートン真ノ宮と京劇を演じるシーンは随分お稽古されたのだろうと思います。本当に素晴らしくて感動して思わず涙が溢れてしまいました。京劇の張春祥さんが指導され、絶賛の内容も頷けました。とても見たかったので感動してしまいました。

そしてヘイ・ムートン真に宮が倒れて死亡しました。映画ではお稽古中に同じように亡くなっています。

そしてチュンル朝美は西太后の側近になりました。

李鴻章凪七の戦いのシーンは一部スローモーションで敗北する様子が分かりやすく表現されていました。長い話なので。こういうところでの演出は素晴らしいです。

楊喜楨と西太后が引退する為に楊喜楨もやめることを憤るシュンコイ和希が去っていき、楊喜楨は銃殺されました。映画では毒殺されています。

それにしても衣装が豪華です。胸や肩や裾の金襴豪華な刺繍は素晴らしいです。本場から取り寄せたそうです。

ここまで、娘役は4人のみ台詞がありました。ダンスと歌は有っても娘役の出番が少なく台詞もあまりないです。ミセスチャン夢白さんもちょっとだけの台詞です。

街のなかの様子で雪組総動員でのダンスや歌がありましたが、何度も言いますが台詞が少ないです。

第二幕はウェンシュウ彩風さんが台詞を言いながら、すぐ歌にそしてまた台詞と難しそうな演出が続きます。ですが流石トップスター!自然に難なくお芝居へとつなぎます。いやあ素晴らしい。

西太后が憎いとシュンコイ和希たちが歌い、シュンコイ和希はウェンシュウ朝風の意見に承服できません。

一方、側近となったチュンル朝美は衣装も豪華になり男前がアップし、楊喜楨が西太后に挨拶に来ないのはおかしいと告げます。映画もこんな感じでした。映画のチュンルさんより朝美さん美しいです。

シュンコイが爆弾を手に入れるあたりの演出は宝塚らしくダンス要素があり、シュンコイ和希の表現力の素晴らしさが際立っていました。本当に和希さん表現力があり、のめり込んでみてしまいます。

光緒帝ツァイテン縣声の出し方がかなり良くなったと感じました。男役の腹からでる良いお声になっていました。オデッセイの時よりも進化していました。どんどん男役の自信が溢れてきたようです。

劉光第華世京は声がかすれていたようでした。お疲れかな?シュンコイが頤和園に向かう西太后に爆弾を投げようとしたのをチュンル朝美が阻止し鞠と間違えて出てきた少女をかばってシュンコイ和希は爆死しました。

映画では少女は出てこなくて、自分が爆死します。シュンコイ和希も、国民を世の中を良くしようと西太后の命を奪い革命を起こそうとしていました。ちょっと過激なやり方でしたが。

ここから話がすっ飛び、伊藤博文を味方につけ革命を起こそうとし、断られます。

最後の希望を無くしたウェンシュウは死ぬことも辞さないと話し…そこへチュンル朝美が来て生きて欲しいと懇願します。

チュンル朝美の主人を殺そうとし皇帝陛下を助けた自分の宿命は、皇帝陛下に仕えること…でも運命は変えられると日本へ逃げることを選びます。

身代わりになったタンストン諏訪が永禄に処刑されてしまいます。タンストン諏訪のソロが上手い!男役10年になると本当に歌も芝居も安心して観られて男気を感じます。タンストン諏訪はリンリン朝月にプロポーズをして断られて処刑じゃやるせないです。映画では違う人と結婚していましたけど。

ミセス・チャン夢白岡圭之介久城の手助けを借りてリンリン朝月とウェシュウ彩風が出航するシーンへ。

あっという間にあんな感じで船を演出するんですねえ。感心しました。そこへチュンル朝美が見送りに来て歌い継ぎです。朝美さん元々歌が上手ですが、益々円熟味が出てきました。トップコンビのデュエットはもうこれで観られないかと思うとまた涙が…朝月さんも泣いていましたね。

この舞台で朝月さんが退団するのか…と残念に思っていましたが、それは、フィナーレのダンスや歌で華やかに演出されていたのでほっとしました。

一禾あおさんをもっと詳しく知りたい方は

フィナーレ

お芝居の中でほとんど笑顔のない役の和希さんは歌唱指導で真っ赤な衣装ではじける笑顔で銀橋を歌って駆け抜けました。本当に良い声で歌が上手で水を得た魚って感じです。

素晴らしい!本当に素敵な男役です。3番手スターですね。

舞台では娘役たちのロケットダンス。センターは音彩唯さん、その隣りが分かりませんでした。

大階段から黒の扇子を持った男軍団が黒チャイナスーツにゴールドの上着をドレスの様にヒラヒラさせながら歌とダンスをし、彩風さんは黒チャイナに龍のゴールドの刺繍入りで現れます。カッコいい!圧巻です。ついつい和希さんに目を奪われてしまう。素敵!

男軍団がはけて娘たちのダンスに朝美絢さんがセンターでダンスです。朝美さんキラキラオーラが出ていて嬉しそうでした。

大階段からトップコンビが黒のドレスとスーツでデュエットダンスです。あーもうこの二人のダンスは最後なんですね。また涙が…

そしてフィナーレの階段降りがエトワールを舞台衣装で千風カレンさん、退団ですね。→諏訪さき・夢白あや・咲城けい→縣千→和希そら→凪七瑠海→朝美絢→朝月希和→彩風咲奈と続きます。

羽根はなく、皆さん蒼穹の昴の世界観の衣装です。朝美絢さんと彩風咲奈さんは王様風の白い衣装とマントでした。マントの裏地が朝美さんはグレー(シルバー?)で彩風さんはゴールドでした。朝月さんも同じ白い衣装で王女様のようで美しかったですね。

フィナーレまでも衣装が豪華でした。

朝月希和さんのサヨナラショー

真っ赤なドレスで朝月さんが”ルポワゾン”を歌い、白い羽根扇子を持った娘役がダンスです。手袋がピンクだったのが夢白あやさんと音彩唯さんでした。

黒いスーツにピンクシャツの朝美絢さんと和希そらさんと朝月さんが”ファイアーフィーバー”を歌いダンスし、和の曲に代わり夢介のお銀の曲を歌いながら銀橋を渡っていきます。

舞台では黄色のスーツの彩風さんと早着替えした黄色のワンピースの朝月さん、縣千さん、諏訪さきさんたち、白いドレスの夢白さんとピンクの音彩がダンスします。

退団する千風カレンさん、羽織夕夏さん、花束ゆめさんがそれぞれソロを歌い継ぎます。粋な計らいですね。感動します。

和希そらさんと羽織夕夏さんカップル、朝美絢さん、千風カレンさんカップル、咲城けいさん、花束ゆめさんカップルのデュエットダンスです。星組から組み替えの咲城さん大活躍ですね。

白いスーツの彩風さんとエメラルドグリーンのドレスの朝月さんがデュエットダンスしながら階段を降りてきます。奇麗です。最後なんですねこの二人を観るのは…センセーショナルを皆で楽しそうに歌っています。そして、退団する3人を彩風さんがリフトしました。何て!心優しいのでしょう。演出だとしても心なごみます。

舞台挨拶

花束ゆめさんは『大劇場で千秋楽が迎えられ感謝でいっぱい。少し寂しいが東京公演まで娘役を探求していきたい』と語りました。

羽織夕夏さんは『日々進化を続ける舞台人になりたいと音楽学校で答えた。迷いがある時の勇気の星となり雪組の皆に進化させてもらった』と話されました。

千風カレンさんは『幼い頃母の手に引かれて観た宝塚の舞台の大劇場が今日で最後なので胸がいっぱい』と語られました。

朝月希和さんは『愛を教えてくれた大切な場所。目に焼き付けておきたい。諦めなければ道の向こうに何かが待っている。咲きさんは周りを感じることの大切さを教えてくれた。東京公演まで娘役を学び続けて行きます』

最後に彩風さんが『今日まで元気に駆け抜けられたのは昴の星が導いてくれた。私たちの愛や希望が届きますように』とあいさつされ、”さよなら皆様”を皆で合唱し、退団者4名が銀橋を渡っていきました。

この演出も憎いですね。銀橋を渡らせる配慮が憎い!

2回目のご挨拶

彩風さんと退団者4名のみです。

花束ゆめさんの一言後、彩風さんが『ダンスが色々踊れて素晴らしい。いつか披露を』と紹介し、羽織夕夏さんには『影ソロお疲れ様』と。

千風カレンさんが『胸がいっぱい。彩風さんには娘役の集大成だよと何度も言われて…』それを受けて『お母さんお姉さんでいつも誰かを気にかけている』と紹介し朝月希和さんは『最後だなと色々なことが走馬灯のように思い出しました』と。

何故か千風さんが感極まって涙を流し、彩風さんは笑いながら『お母さんお姉さんですから』とコメントしました。その気持ち伝わりました。本当に大劇場は最後ですものね。お疲れ様でした。

3回目のご挨拶

雪組全員で『東京公演で皆さんからもらったパワーを返したいと思う。元気でどこにいても見える星の様に私達を照らしてくれる。あれ?お客様の一番星になれるように頑張ります。』

4回目のご挨拶

朝月さんと二人のみ。『ありがとう幸せです。東京の千秋楽まで進化し続けてより良いものを作っていきます。心をこめていい舞台をお届けしていきたい。多くの応援をありがとう。』

まとめ

19世紀末の清朝末期の中国・紫禁城を舞台とし、貧しい農民の少年の春児(朝美絢)が占いで「西太后の財宝を手に入れる」と言われ京劇を学び、西太后の側近へと上り詰めていきます。

西太后(一樹千尋)たち保守派と旧体制を変えようとする光緒帝(縣千)に仕える文秀(彩風咲奈)率いる改革派が懸命に生きていく姿を描いています。

この公演でワンイー役の一禾あおさんの活躍が素晴らしく今後も応援していきたいスターになりました。

また、トップ娘役の朝月希和さん、副組長の千風カレンさん、羽織夕夏さん、花束ゆめさんの退団公演です。

「蒼穹の昴」は娘役が少なく、台詞のある役は限られているので、トップ娘役の朝月希和さんもヒロイン寄りかな?の玲玲の役で次期トップ娘役の夢白あやさんも謎めいた美女の理由がわからないままのミセス・チャン役を演じました。

彩風咲奈さんの為に演出された公演なので、彩風さんの代表作になるでしょう。朝美絢さんも難しい京劇が本当に素晴らしかったです。

全体に娘役の活躍の場が少なくてこの公演で退団されるトップ娘役の朝月さんがあまり目立たなくて寂しかったですが、その為のサヨナラショーだったようです。

良かった~朝月さんの活躍の場が最後の舞台があって。4時間30分近い公演でしたが見ごたえのある素晴らしい舞台でした。

東京公演のチケットはとれなくて、新人公演の配信を期待します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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1月 礼真琴 7月 水美舞斗
2月 瀬央ゆりあ・海乃美月 8月 芹香斗亜
3月 暁千星・潤花 9月 柚香光
4月 真風涼帆 10月 桜木みなと・星風まどか
5月 朝美絢 11月 鳳月杏
6月 月城かなと 12月 彩風咲奈

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