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次期トップ娘役の条件とは?推測してみました!

宝塚雪組

宝塚歌劇団に入団し成績発表があるのは研5(入団5年目まで)までです。

では次期トップ娘役に抜擢される条件とは何でしょうか?また誰が決めるのでしょうか?気になりませんか?私は気になりました。

そこで雪組と月組の2000年以降の歴代トップスター5名とトップ娘役の就任と退団日を調べてみました。

また、2000年以降の雪組と月組の歴代のトップ娘役のヒロイン実績もあわせて調べてみました。(他の組は別記事で書いていこうと思います。)

次期トップ娘役の雪組と月組の歴代トップコンビからわかること

雪組と月組の2000年以降の歴代トップスターを5名ほどを調べてみました。

すると雪組も月組もトップ娘役が不在という期間がありました。

雪組2010年9月13日~2011年3月23日まで(約6か月)不在で、月組は1回目は2004年10月11日~2005年5月22日(約7か月)2回目は2008年7月7日~2009年12月27日(5か月と20日)が不在でした。

そして退団日について調べてみました。

千秋楽で退団するコンビがあることがわかります。宝塚でよく使われる「添い遂げた」ということでトップスターとトップ娘役が同じ日に退団しています。

管理人
管理人

TOPスターが先に退団日を発表し、娘役が退団の意思を伝える?

または二人で話し合う?

TOP娘役はコンビは違う人とは組まないと決めるようですね。

「夫婦が添い遂げる」という意味ですね。そこまで信頼しあえて同日に退団できるなんて潔いと思います。

ロマンチックな幕引きですね。

雪組と月組しか調べていないので他の組がどうなのかは不明です。(別の記事で書く予定です)

雪組の2000年以降の歴代トップスター5名とトップ娘役のお披露目年月と退団月日

トップスターお披露目退団トップ娘役お披露目退団
水夏希2007年2月2010年6月愛原実花2009年7月2010年9月
音月桂2010年10月不在
音月桂2012年12月24日舞羽美海2011年4月2012年12月24日
壮一帆2013年2月2014年8月31日愛加あゆ2013年2月2014年8月31日
早霧せいな2014年10月2017年7月23日咲妃みゆ2014年10月2017年7月23日
望海風斗2017年8月2021年4月11日真彩希帆2017年8月2021年4月11日
彩風咲奈2021年6月絶賛!ばく進中朝月希和2021年6月2022年12月25日

月組の2000年以降の歴代トップスター5名とトップ娘役のお披露目年月と退団月日

トップスターお披露目退団トップ娘役お披露目退団
彩輝直2004年10月映美くらら2001年8月2004年10月
彩輝直2005年5月不在
瀬奈じゅん2005年7月彩乃かなみ2005年7月2008年5月
瀬奈じゅん2009年12月不在
霧矢大夢2009年12月24日2012年4月22日蒼乃夕妃2010年4月2012年4月22日
龍真咲2012年6月2016年9月愛希れいか2012年6月2018年11月
珠城りょう2016年11月2021年8月15日美薗さくら 2019年1月2021年8月15日
月城かなと2021年10月現トップ海乃美月2021年10月現トップ娘役

次にトップ娘役を決めるために他の組から組み替えて就任された方が雪組は2名月組は3名いました。

咲妃みゆさんは2014年3月に月組から雪組に組み替えになりました。これは愛加あゆさんが2014年8月退団なので他の組から引き抜いたという人事でしょうか?

真彩希帆さんは2017年1月に星組から雪組へ組み替えになりました。これも咲妃みゆさんが2017年7月退団なので行われた人事でしょうね。

映美くららさんは2001年7月3日に星組から月組へ組み替えになりました。これは檀れいさんが2001年7月2日付けで専科に組み替えになったからでしょうね。

彩乃かなみさんは2005年7月に宙組から月組へ組み替えになりました。不在期間後の就任になります。

蒼乃夕妃さんは2010年4月に星組から月組へ組み替えになりました。不在期間後の就任になります。

管理人
管理人

トップ娘役が不在の期間があるんですね~

その組内では該当者がいない?ということでしょうか?または他組にTOP娘役候補が数人いたというこでしょうか?

この期間に急遽トップ娘役に仕上げようという人事なのでしょうか?

この不在期間の公演はそれぞれの組の2番手扱いや3番手扱いの娘役がヒロインをしていました。

次期トップ娘役 歴代トップ娘役のヒロイン実績からわかること

雪組の歴代トップ娘のヒロイン実績

期生トップ就任時年数元トップ娘役新公ヒロイン(回)東上ヒロイン(回)バウヒロイン(回)
90研6愛原実花
93研5舞羽美海
91研7愛加あゆ
96研4咲妃みゆ
98研6真彩希帆
96研11朝月希和

管理人
管理人

真彩希帆さんは東上ヒロインは経験されていませんね。

雪組のプロデューサーはそれでも彼女を選んだのですね。

歌もダンスもお芝居も上手で、望海風斗さんとコンビの舞台は「だいきほ」と呼ばれ、大人気で中々チケットが取れなかったそうです。

プロデューサーは一つの舞台に一人ではないの?

管理人
管理人

違うんですよ~宝塚は組ごとにプロデューサーがいます。

舞台は演出家が手掛けます。

舞羽美海さんは宝塚大劇場ヒロイン(トップ娘役不在期間)1回の経験者です。

以上5名のトップ娘役のお披露目までに新公ヒロイン、バウヒロイン、東上ヒロインを合計で4回~6回経験していることがわかりました。例外で合計3回の方もいました。

月組の歴代トップ娘役のヒロイン実績

期生トップ就任時年数元トップ娘役新公ヒロイン(回)東上ヒロイン(回)バウヒロイン(回)
85研3映美くらら
83研6彩乃かなみ
90研6蒼乃夕妃
95研4愛希れいか
99研7美薗さくら

月組はトップ娘役のお披露目までに新公ヒロイン、東上ヒロイン、バウヒロインを合計3回~8回経験していることがわかりました。

管理人
管理人

月組は新公ヒロイン、東上ヒロイン、バウヒロインを全ての方が経験していることがわかりました。

月組のプロデューサーは基本に忠実ですね。

それとも石橋をたたいて渡るタイプの方なのでしょうか?

次期トップ娘役は誰が決めるの?

各組のプロデューサーが新公ヒロイン、東上ヒロイン、バウヒロインでの実力と舞台のセンターに立った姿の華やかさや輝きとトップスターとのバランス(相性とか見栄えとか)を審査するのではないでしょうか。

退団者が出た組の2番手扱いや新公ヒロインを数回経験していてもトップにならないときもあるからです。

例えば月組の81期の花瀬みずかさんは2001年2月までに新公ヒロインを5回、東上ヒロインは0回、バウヒロイン1回、2002年7月までにエトワール3回の経験者です。東上ヒロインには抜擢されていません

そして2001年8月に星組から映美くららさんが組み替えになりトップ娘役になっています。

管理人
管理人

月組の花瀬みずかさんのヒロイン経験から、後は東上ヒロインに抜擢されればTOP娘役になれると思いますよね?

そうしないで星組からTOP娘役を連れてきたのは、インパクトを求めての月組のプロデューサーの意向なのか組に新風を入れたかった?のかでしょうね。

新生月組としてイメージをガラリと変えたかったのかもしれません。

花瀬みずかさんは美人で歌も上手くTOP娘役の資質は十分なのに…残念です。

こういう人事もあるのでしょう。

あっと驚く人事があることも、宝塚は長く愛され公演を続けられているのではないかと推測します。

そしてトップスターの意向も加味され決定になるのではないかと推測します。

2022年次期トップ娘役(雪組)の予想をまとめてみました!

次期トップ娘役の条件とは?推測してみました

雪組と月組の歴代トップ娘役を調べてみると、大体研3から研7でトップ娘役になられています。

ヒロイン経験は新公ヒロインは1回以上、東上ヒロイン0~3回、バウヒロインは0回~2回でした。

雪組と月組の歴代トップ娘役で宝塚歌劇団入団後、早くからヒロインをしている方が2名いました。

雪組の93期の舞羽美海さんは研2(2008年)から研5(2011年)の間で、月組の90期蒼乃夕妃さんは研2(2005年)から研6(2009年の間で新公ヒロイン、東上ヒロイン、バウヒロインに抜擢されています。

管理人
管理人

この方たちはプロデューサーがトップ娘役として育てようとしたのではないでしょうか?

もちろん、成績も上位だと思います。

さらに驚くことに、月組の85期の映見くららさんは研3(2001年1月~6月)の半年で新公ヒロイン、東上ヒロイン、バウヒロインに抜擢されています。

そしてまたまた驚くことに!3年後の2004年に退団されています。

退団理由は全国ツアーで彩輝直さんと組んで新たな自分を引き出してもらえ舞台上で伸び伸びと生きている気持ちのまま卒業したいと思ったそうです。

潔よすぎですね!しかも退団公演の「飛鳥夕映え」宝塚大劇場は彩輝直さんの月組トップお披露目公演でした。

彩輝直さんの懐の深さも素晴らしいです!自分のお披露目がコンビの娘役の退団になるなんて!

管理人
管理人

映見くららさんはヒロイン経験の最速ではないでしょうか?2か月後の2001年8月にはTOP娘役のお披露目をされています!

凄すぎますね~

2002年1月~5月の「ガイズ&ドールズ」か、退団公演の「飛鳥夕映え」是非見てみたいです。

探して見よっと!

現在は女優をされていてテレビでもよく目にしますね。

私の好きな作品の「99.9-刑事専門弁護士」主演松本潤で、香川照之(佐田弁護士)の奥様役でした。

可愛らしい方ですよね。

ヒロイン経験の順番は新公ヒロイン→バウヒロイン(東上ヒロイン)→東上ヒロイン(バウヒロイン)と8名が抜擢されていました。

3名はバウヒロイン→新公→東上(そのうち新公の方が1名)でした。

まとめ

次期トップ娘役になるのは4・研6・研7が多いことがわかりました。

また、ヒロイン経験は新公ヒロインは1回以上、東上ヒロインは0~3回(月組は1~2回)、バウヒロインは0~2回(月組は1~2回)でした。

ヒロイン経験の順番は新公ヒロイン→バウヒロイン(東上ヒロイン)→東上ヒロイン(バウヒロイン)が通例のようです。

雪組も月組もヒロイン不在期間があり、これはトップスターに合う娘役がいなかったり、その組の顔になるトップコンビのインパクトや組の新風を求めてプロデューサーが娘役を探していた(育てていた)と推測します。

歌劇団に入団後すぐにヒロインに抜擢される娘役はプロデューサーが最初からトップ娘役に育てようとしていると推測します。

たとえヒロイン経験が何回もあってもトップ娘役に抜擢されず退団される方もいました。

そして2番手扱いでトップ娘役になれず退団されていくこともあります。厳しい世界です。

その時のトップスターとの相性やセンターに並んだ時のトップスターを一層引き立てるオーラが必要なのかもしれません。

そしてトップスターの意向も反映されるのでしょう。

コンビとして私達観客を魅了する使命がありますね。特にポスターは重要ですね。新規の顧客も惹きつけられますので。

宝塚ファンの予想を裏切る人事もあったり今後も次期娘役は気になるところです。

これからもチェックしていこうと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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