2022年11月から続いた星組公演「ディミトリ~~曙光に散る、紫の花~」「JAGUAR BEAT-ジャガービート-」が、いよいよ東京公演の千秋楽を迎えました。
SNSやブログでショーは高評価と、理解できないという評価に分かれました。
そこで千秋楽のライブ配信を視聴し感想を書きました。
また階段降りでの極美慎さんの大抜擢についても書いていこうと思います。
ディミトリ東京公演千秋楽の配信の感想
キャスト別の感想をまとめてみました。
礼真琴
歌は優しかったり、悲しかったりルスダンを永遠に愛し続けようと感情豊かに表現する、素晴らしいスターです。
アイリッシュ・ダンスという独特のダンスで戦いの様子を表現していました。
今までにない演出です。
細かく足で刻むステップが戦いの激しさやリズムが感じられ男たちだけのタヒチアンダンスの”戦いのダンス”にリンクしました。
(ラグビーの試合の前にタヒチアンダンスのパフォーマンスがありますね。力強くてパワーがみなぎりそうです。そんな様子がリンクしました)
舞空瞳
リラの木下での少女のルスダンから母となり陛下となり、ディミトリを敵国に取られても尚、愛し続ける様子を演じました。
可愛らしい話し方や歌から、落ち着いた女性の歌い方や、陛下としての苦悩やアヴァクに翻弄されながらも最後までディミトリを信じ愛を貫く強い女性でした。
歌も芝居もダンスも素晴らしい
戴冠式の白いウェディングドレスが良く似合っていて、ディズニーのエルサの戴冠式の様でキレイで荘厳な様子が表現されていました。
そしてディミトリとの婚姻で、アイリッシュダンスをする二人が幸せそうでした。
綺城ひか理
帝王ギオルギの威厳があり、低音でよく響く声でした。
卑しい育ちで人妻のバテシバ(有沙瞳)を心から愛し、城に連れ帰ったが離れることを決心し戦いに出て刺され、ルスダンとディミトリに結婚しろと命じ、亡くなります。
活躍は前半でしたが回想シーンとして数回出演し、ディミトリとバテシバと3人で歌う愛の歌のデュエットが素晴らしく盛り上がりました。
綺城さん有沙さん礼さん歌唱力があり声のバランスがとても良かったです。
美稀千種(組長)
いい所に不思議な老人が出てきて、狂言回しをしました。
最初は誰かわかりませんでした。
メイクや衣装でこんなに変われるなんて!それも研31の大ベテランだからです。
物乞い役の組長の美稀千種さんです。
組長(2020年から組長です)は歌も上手で芝居も上手です。
そうそう、ナレーターが必要です!
演出の生田先生、流石です。
1時間30分で演じるにはナレーター(狂言回し)が必要だと思います。
物語の展開が早すぎてシーンとシーンの繋ぎがわかりにくいからです。
「柳生忍法帖」は演出家は大野拓史さんでした。
せっかくの七本槍の凄さが伝わりにくかったです。(2回見てやっと60%くらいわかりました)
りらの精(3人娘)
次のシーンとの繋がりがよくわかりました。
新公・バウヒロインの小桜ほのかさん、新公ヒロインの瑠璃花夏さんと詩ちづるさんのコーラスです。
ヒロイン経験者です。 贅沢ですね~コーラスですよ!
大千秋楽がみえてきました。
西城秀樹さんのファンの皆様にもぜひ『ジャガー』を歌う瀬央さんをみていただきたいです瀬央さんが『信じろ』『泣くなよ』『たたかう』と歌う姿はファンにはたまらないです🌹
大切に歌っておられて何度も泣いてしまいますhttps://t.co/lkETnkoVIp— Too-Ticky🦁🍋⭐️🌸🌼🍓🌽 (@sakuratade0801) February 10, 2023
瀬央ゆりあ
ジャラルッディーンの出番が遅かったですね。
銀橋に出てきた時はTVの前で思わず「待ってました!せおっち!」と叫んでしまいました。
口ひげが整っていて目力が強く、威厳のあるカッコいい王です。(原作には誰もがひざまずく様な威厳があると記載されています)
力強いソロや、マントを翻し走り去る姿がカッコいい!大人の男の色気がありました。
ディミトリが服毒し、ジャラルッディーンの腕の中で「王杯として生きたことを見届けよう!」と誓います。
何て男前!自分を裏切ったことよりも王としての誇りを見届けようという!男の中の男だわ。
暁千星
黒い役で黒い衣装がお似合いです。カッコいいしニヒルさが出ていました。
生田先生にも「黒い役好きでしょ?」と聞かれるほどピッタリなんですね。
アヴァクは奴隷のミヘイル(極美慎)に王杯陛下が敵と通じているとルスダンを慰めろとけしかける。
ルスダンにはジョージアを助けようと父の冠者に頼む姿を敵と通じていると陥れ、裏切りを強調する。
ジャラルッディーンがトビリシを攻めてくるので、トビリシを捨てろと助言する。
など黒い役が上手です。悪いことを実行するときにニヤリと薄笑いを浮かべるさまが憎らしい。
暁千星さんの記事は
↓
ディミトリ―の勇気と愛の力とルスダン
ディミトリが幽閉されて、ジャラルッディーンに助けられ、配下になり、尚、ルスダンを助けようと使者としてルスダンの元に現れます。
驚愕するルスダンでしたが、タマラとその後生まれた王子をディミトリに会わせます。
このシーン、涙なしでは見られません。
ディミトリは自分の命と引き換えに、ジャラルッディーンが不在の時にトビリシを取り戻すように手紙を伝書バトにつけてルスダンに知らせます。
見事にジョージアはトビリシを取り戻し、ディミトリの裏切りがジャラルッディーンに知られ服毒自殺を図ります。
知られる前に逃げなかったのでしょうか。そんな卑怯な真似はしないのでしょう。
こんなに愛したルスダンとジョージアを守る為に自分を犠牲にしたディミトリ。
ディミトリの気持ちが伝わり涙でぐしゅぐしゅ状態でした。
最後にルスダンがリラの木の下でディミトリに会いたいと涙するシーンで、ディミトリの深い愛のパワーを大きく届けたいと礼真琴さんが言った通り、ソロを歌うこっちゃん(礼真琴)がいました。
またまた涙が溢れてこっちゃんの姿がにじんで見えました。
ジャガービートはギラギラで走り抜けるショー
星組公演、千穐楽を迎えました。
涙無しでは見られないジョージアの物語から、ビート弾けるファンタジーな世界。
礼さん率いる星組のドラマティックでエネルギー溢れる舞台に携われて幸せでした…!
ありがとうございました😊#星組#ディミトリ#ジャガービート pic.twitter.com/khjrgvdyvf— 中村 響子 (@kyoukovl) February 14, 2023
音楽と映像から始まり、ありちゃん(暁千星)が、もう踊っているので、テンションが高くなるとこっちゃん(礼真琴)が語っていました。
プロローグからありちゃん(暁)フル回転!
仮面をつけたまま銀橋に走り、センターでカッコよく仮面を外します。(これは誰?と思って期待してもらいたい)と言っていました。
ですが!ありちゃん(暁)にしか見えません。
ありちゃんのキラキラ感は隠せないから、無理無理。
舞台のセンターに白い翼をつけた、なこちゃん(舞空瞳)がありちゃんに片方の翼をもぎ取られます。
ピンクのドレスのソロは小桜ほのかさん、キレイな高音です。
ジャガーのこっちゃん(礼真琴)はゴールドのキラキラの衣装です。ソロを響き渡る良い声で歌います。本当に聴きほれてしまいます。
ノリノリの曲なので、客席からは手拍子が湧きます。
せおっち(瀬央)と二人、力強いカッコいいダンスとソロです。こっちゃん(礼真琴)と同期同士で相性もピッタリです。
こっちゃん(礼)が、せおっちが目の前を通り過ぎて、見ていなくてもお互いの腕を掴めるくらいの空気感だそうです。
同期のあうんの呼吸というのでしょうか。礼真琴さんも不思議だけどそうなんですよと話していました。
銀橋は、くらっち(有沙瞳)・かりん(極美慎)→なこちゃん(舞空)・あかり(綺城)歌い継ぎで、ソロは遥斗さんでした。
退団の遥斗さんの見せ場でした。
ありちゃん(暁)のソロで碧海さりおさんのダンス。きれいです。
さりおさんは「ロミオとジュリエット」では愛を演じ綺麗で伸びやかなダンスを披露し、その表現力に感動しました。
因みに2021年星組『ロミオとジュリエット』の配信視聴ができます。
さりおさんの”愛”をご覧ください。素敵です。
礼真琴さんのジャガービートのソロで歌い終わる時にささやく様に「ジャガービート」と!
うーーーん、痺れる~とはこういうことか!と思いました。
銀橋でこっちゃん(礼真琴)となこちゃん(舞空瞳)が♪ロックスターになれば~♪と歌います。ステージには黄色い羽根をつけたロケット達がスタンバイ中。
銀橋を走り抜け、スキップして楽しそうに軽やかに捌けるこっちゃん(礼真琴)こういうところ、とっても可愛いです。
あかさん(綺城)とくらっち(有沙)のソロの歌い継ぎは素晴らしい!二人とも響き渡る様な声でした。
楽屋では、くらっち(有沙)はその日の歌の録音を聴いて反省し、あかさん(綺城)の早替わりの手伝いをしていたそうです。
流石!エトワール!自分の出来具合を毎日チェックするのですね。
それに、もっと下級生がお手伝いをしているのかと思ってました。
せおっち(瀬央)となこちゃん(舞空)がトランプを持ってのダンスは珍しいかも?結果は、なこちゃんの勝利でした。
鞭を持ってグリーンのギンギラの衣装でありちゃんが現れ、ジャガーのこっちゃん(礼)とバレエの回転(すみません技名はわかりません)軸のぶれない回転が凄い!二人ともダンサーですが、キレとスピードが凄すぎです。
ありちゃん(暁)との男同士のダンスは色気があるとこっちゃん(礼)が初日舞台後に話していました。
ありちゃん(暁)のタンゴのソロから詩ちづるさんのマシーン?人形?が壊れて倒れる動きがこれまた素晴らしい。倒れても目は開いたまま瞬きもしません。超人技!
せおっち(瀬央)がゴールドのターバンでコズミックショータイム。
♪マジ マジ マジック〜♪きれいな高音で歌います。
何かの神様だそうです。(何の神様かはわかりませんでした)
神たちの5レンジャー(戦隊ですか?)
ありちゃん(暁)・天華・せおっち(瀬央)・あかさん(綺城)・極美のゴレンジャー!
カフェブレイクでありちゃんが「5レンジャーが鏡を割る所が見どころでいかにカッコよく投げるか毎日考えている」と言っていたシーンはここね!
確かにカッコよかったよ~
この後、なこちゃん(舞空)とこっちゃん(礼)が銀橋で歌ったけど、驚くことに二人とも一段下の台に乗って歌ってました。
前列の席はかなり近くでトップコンビが観られたのではないかなあ。だんだん以前の舞台演出に戻っていくのでしょうね。
希望の光がかなり近くにきた感じが伝わりました。
そのうち、客席降りも戻ってくるでしょう。
ピンクのくらっち(有沙)を極美さんとありちゃん(暁)が取り合うシーン。
極美慎さんとありちゃん(暁)のダンス対決でいつの間にか、ありちゃんが極美さんをリフトし、二人がせり下がりました。
極美さんキレイでオーラが強くなった気がしました。ありちゃんのキラキラ感に負けていません。
せおっちのパープルコマンドー…ジャガーを追うバッファローでアーミースタイルでチェーン持って、突然銃発砲し、なこちゃん(舞空)が撃たれます。
せおっちこういうスタイルが良くお似合いです。美人度が半端ない!
ショー仕立てなんだけど、このあたりよくわからなかった。
恋のキューピットの小桜ほのかさんの高音が突き抜けるようで素晴らしい歌声でした。
大階段からなこちゃん(舞空)が白いドレスで待っている、こっちゃん(礼)とのデュエットダンス。バレエ風で銀橋をダンスしながら走り抜けます。
とにかく銀橋を渡るのが早い!
次はパレードでエトワール!と思いきや、極美慎さんが現れ極美慎さんのソロ(ここは次の階段降りで書きます)そして影ソロは107期の和波煌さんたち3名で全員男役。
そろそろ群舞が始まるので燕尾スタイルで高い声で歌ったそうで高い声を出すのが少し恥ずかしく、本舞台で歌うより可愛いい声で歌うんだと思いながら毎日影ソロしているそうです。
想像するとクスッと笑みがこぼれます。
せおっちが何やら西城秀樹風のハチマキマフラー?の衣装であらわれたかと思ったら、何と!懐かしい♪ジャガー♪を熱唱。
あの頃の西城秀樹が!野口五郎が蘇る~(これわかる人はアラ還かも?)
大階段ではセンターで、こっちゃん(礼)の男だけの群舞です。素敵でした。(花組、雪組、月組、宙組の群舞の印象とはちょっと違う気がします)
なんだろう?
と思っているうちに、礼さんのソロからダンスになり、せおっちと綺城さんが加わります。
銀橋を舞空さん、暁さん、遥斗さんが渡り、礼さんは遥斗さんを抱きしめました。
退団ですね。今日が最後ですもの。
初日舞台後の礼真琴さんのインタビューでは、ジャガー(礼真琴)は猛獣使い(暁)からもせおっちからも追いかけられると語っていました。
ロック調の曲で礼さん、暁さん、せおっちが激しくダンスし、礼さんがソロ。
あんなにダンスした後なのに息も切れません!超人的な体力だし、肺活量もあるのでしょうね。素晴らしいです。ここが身体能力が高いということでしょう。
スカイステージで、視聴者の質問に対してアップテンポで踊り歌う時は「根性」で歌いきると話していました。
根性でも、やはり元々歌が上手だからできる技です。
歌が上手な、なこちゃん(舞空)も同じ状態ですが、時々音程が怪しい?時がありますから
通常ある暗転があまり無くて、ずっとショーが続いている様で、出演者は着替えたり、上級生のお手伝いなど大変だったと思います。
猫耳の衣装も(タイガーかジャガーだったのかな?)あり、可愛くて色っぽいところもありました。
そして戦隊者の様なシーンも。(神様だったみたい)
また、衣装はどれもギンギラが多く、小物の帽子や羽根が華やかで、見て楽しめるショーになっていました。
曲はロック調なのでノリノリでした。
生の舞台を観られた方は目がチカチカしたのではないかなあ。
照明もいつもよりギラギラだと極美さんがカフェブレイクで話していました。
配信視聴なのでそれはあまり感じず、お芝居がシリアスで悲しい結末だったので、がらりと違うショーで気分もあがりました。
何といっても、ここかしこに出てきた「ビッ!ビッ!ビッ!ジャガービート!」「マジ!マジ!マジック!」が耳に残りました。
フィナーレはテンションが上がり、ギターがカッコいい。
あや子先生の振付が素敵ー美しいイメージをお届けできれば、パワーアップした舞台をお届けしたいとこっちゃん(礼)が話していました。
途中、よくわからない所も出てきましたが、ショーとして音楽とスターの表情や歌声で充分カバーできたと思います。
ショーの構成をしっかり下調べしてからみたら、また違った感動があるのでしょうね。
きっと何度も観て小さな発見をして盛り上がる!という歌劇団の作戦ですね。
(そうでもなければ細かいところまでは目が届きません!)
礼真琴さんをはじめ、お芝居であれだけダンスして、30分後にはショーに全力投球し、もっとエネルギッシュにダンスやソロができる宝塚歌劇団は凄い人の集まりだと改めて認識しました。
ミュージカル2本立ては、並大抵の体力と精神力では続かないでしょう。
極美慎の階段降り
さて、今回は極美慎さんが大抜擢されています。
「ディミトリ」では、白人奴隷のミヘイル役で、とても美しい姿をみせてくれました。
いつの間にこんなに美しくなったのでしょう。
お芝居の出番は少なかったのですが、ショーは打って変わって大抜擢でした。
まず、驚いたのは多分歌唱指導だったかな?(何せ通常最初に登場しますが、順番が違うから。)
これにはビックリ!100期で研10(現在研9)になります。歌に磨きがかかったと感じました。
新人公演の歌を聴く限り、そこまで上手だと思いませんでした。
精進されたのですね。素晴らしいです。
プロローグで手拍子が湧く中、銀橋渡りではせおっちに続き有沙瞳さんと極美慎さんが続き、なこちゃん(舞空)とあかさん(綺城)が続きました。
トップ娘役の前でせおっちの次でしたよ。せおっち(瀬央)とありちゃん(暁)の次ということなのでしょうか?
ショーの中ではソロのシーンもあり、ありちゃんとのダンスもあり、銀橋渡はくらっち(有沙)と一緒でした。銀橋のソロは音程が?のところも時々ありましたが、あれだけダンスし走れば少しは音程がとれないこともあるでしょうから仕方がないですね。
中詰め?なのか、極美さんのソロは♪愛のジャガー♪女子プロレスのジャガー横田さんがリングで歌っていた曲です。こちらも懐かしい!
しかも大階段はロケットの娘役たちがスタンバイ。華やかです。
ありちゃん(暁)とくらっち(有沙)を取り合い、のダンスバトルはお互いが惹かれることになり男同士が抱き合いせり下がる演出です。(先生に、戦っているのではなくお互い愛し合ってくれと指示があったそう)
じゃくらっちは何?と言いたい!
フィナーレの群舞あたりで退団する遥斗さんがソロで、極美さんと天飛華音さん達がダンスします。「尊敬する遥斗さんのこのシーンは感慨深く幸せな気持ちになる」と話していました。
そして、いよいよパレードの階段降りです。
皆さんお待ちかねですよね。私もドキドキでした。
エトワールは都優奈さん、高音が美しく2月の『王家に捧ぐ歌』でもエトワールに抜擢されています。
エトワール 都優奈
→天翔華音・小桜ほのか
→綺城あか理・天華えま
→有沙瞳・極美慎
→暁千星
→瀬央ゆりあ
→舞空瞳
→礼真琴
おーーっ!天華えまさんの後だから、瀬央ゆりあさん、暁千星さんに続く番手か?
瀬央ゆりあさんの記事
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礼真琴と退団者挨拶
2月13日から組替えになるあかさん(綺城ひか理)の挨拶がありました。
「自分一人では輝けなかった。花を咲かせてくれて3年間ありがとう」
歌劇の組レポの連載も終了してしまいました。
読むのを楽しみにしていたので残念です。
光莉あん
104期研5です。卵型の可愛らしいお顔のジェンヌです。
歌劇でしっかりお顔が焼き付き応援していましたが、ついに卒業の時がやってきました。
瑛美花れな
103期研6です。
「星組から沢山の愛をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。同期がいなければここまで頑張れなかったし、家族からの原動力も貰い6年間幸せでした。」
遥斗勇帆
99期研10です。
「自分の使命は新たな時代に行き10年のバトンを胸を張って繋いでいこうと思う。星組の将来は前途洋々。この景色、お客様を忘れません」
2017年スカーレットピンパーネル(トップは紅ゆづる・トップ娘役は綺咲愛里)で当時2番手の礼真琴のショーヴランの役を遥斗さんが新公で演じました。
礼真琴からの挨拶
年明けから険しい道のりもあったが、支えてくれるお客様、来れなくても支えてくれる皆様のおかげで、こうしてここに立っていられる。
三人と綺城ひか里が残してくれた宝物を活かしていきます。
2回目の挨拶では言い間違えて会場から笑いが起きます。
お芝居のジョージアンダンスや、ショーでは自分の個性をみつけられたと挨拶しました。
トップだって間違えます。それをいかに上手くカバーするかが技量でしょう。
こっちゃん(礼)はユーモアでカバーしていました。
お陰で和やかに退団者とのインタビューが続きました。
3回目の挨拶
「思いのたけを話して。」とふると、光莉あんさんに「さっき、言いました」と切り替えされ、「そうなのよ。そうだった!質問が悪いね~ヒカリアン、キラリアン、フロリアン、~リアンつながりで次回作はジュリアン!素敵な笑顔でがんばって!」
礼さん、インタビューも上手に回します。トップスターは話術も必要ですね。
瑛美花れな 優しい礼真琴さん率いる星組にいられて、礼さんの隣で幸せです。と挨拶します。
礼「綿菓子みたいなフワフワした、the女の子が、最近攻めたり強い女の役が多い。大人っぽい顔を身につけて卒業していくことが嬉しい」
遥斗さんには「先生!」と呼びかけました。
遥斗 ターニングポイントにはいつも、ことさん(礼)がいる。ディナーショーや退団のお花を頂いたこと、礼真琴無しでは語りつくせない人生。
礼 ありがとう。研1からしっかりしていて、涙もろい皆から頼られるので弱みを見せられないけど、可愛い下級生です。
千秋楽のショーでは礼さんに抱きしめられた遥斗さんでした。
一生の思い出になりましたね。
いいシーンでした。
こっちゃん(礼)と遥斗さんの良い関係性がみえた気がしました。
また、花組に組替えになった綺城ひか里さんに「お披露目公演からドキドキしていた人が皆を引っ張りジョージアンダンスを踊る。頭がよくて言動に助けられた。これからも全力で見守っていきます。」
と優しい思いやりのある挨拶でした。
4回目の挨拶
礼真琴さんが、星組パッション…前回できていないので取り戻したい(大劇場の千秋楽のことです)
遥斗さんが「熱いぜ!」
瑛美花さんが「燃えろ!」
光莉さんが「すすめ!」
綺城さんが「星組!」
とコールしました。
良かった!良かった。
これで一区切りしましたね。
まとめ
大劇場で昨年から上演していた「ディミトリ~~曙光に散る、紫の花~」「JAGUAR BEAT-ジャガービート-」の東京公演の千秋楽のライブ配信の感想を書きました。
「ディミトリ」は悲しい物語で勇気と愛とは何かを考えさせられました。
また、ショー「ジャガービート」は一度観ただけではわからないシーンもありましが、全体的にはノリノリのロックでギラギラの照明と、ギラギラの衣装でとにかくエネルギッシュに走り歌い踊るスター達が楽しそうでした。
この公演で5月に組替えになった暁千星さんの活躍と、9月「ベアタ・ベアトリクス」バウ初主演の極美慎さんの大抜擢を調べてみました。
暁さんはせおっちが2番手かな?に非常に迫っていると思いました。
そして、極美さんは確実にその二人の後に抜擢されていました。
せおっちのポジションと暁さんや極美さんの今後の活躍を見守り応援していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』の記事です
3月21日~29日梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ (大阪府)
4月4日~10日日本青年館ホール (東京都)
↓ 礼真琴主演ジュリアン、小桜ほのかレナール夫人
3月26日~4月11日全国ツアーのバレンシアの熱い花の記事です
↓ 凪七フェルナンド、舞空瞳イサベラ
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