105期で一番乗りのバウヒロインに抜擢された花組の星空美咲さん。次々とヒロインに抜擢されます。研4で新人公演ヒロインに抜擢されて、いよいよトップ娘役への条件は満たすことになります。
そこで星空美咲さんはどんな人か?その実力は?
気になりませんか?
私はとても興味を持ったので歌唱力やプロフィールを調べてみました。
星空美咲の歌唱力
年に一度の各組スターたちの夢の様な共演の2019年12月の「2019年宝塚スペシャル」では、ビューティフルハーモニーの6名に参加しました。
メンバーは朝葉ことのさん(103期)、詩希すみれさん(103期)、天城レインさん(104期)、拍斗星来さん(104期)、湖華詩さん(105期)と星空美咲さん(105期)でした。
コーラスとして選ばれているので歌が上手だということですね。特に高音がキレイで音程も声量も豊です。宝塚音楽学校に入るまでに歌のレッスンを受けていなかったことに驚きです!
確かに「Fascination」ではフィナーレで飛龍つかささんとエーデルワイスをきれいな美声を響かせ声量もあり歌が上手だと思いました。素敵なデュエットでした。
巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~の新人公演で主演の侑輝大弥さんに合わせて声量を加減していたようです。主演のスターを引き立たせる歌い方ができるなんて素晴らしい!まるでトップ娘役の星風まどかさんの様ですね。
星空美咲のプロフィール
本名 | 倉田美優 |
生年月日 | 3月25日(1999年~2001年だと推測) |
研究科 | 研4(2022年現在) |
出身地 | 鎌倉市 |
出身学校 | 横浜雙葉高等学校 |
身長 | 164cm |
星座 | 牡羊座 |
愛称 | みさき |
初舞台 | 2019年宙組「オーシャンズ11」 |
生年月日は2017年に音楽学校入学時から推測しています。2022年8月現在21歳から23歳ですね。
横浜雙葉高等学校は偏差値は69で、共学では大宮開成高校や國學院大學久我山高等学校などが同偏差値です。女子校では淑徳与野高等学校(選抜C難関文系)などがあり、かなり難関校であることがわかります。
愛称はジェンヌ名からでしょう。
中学生の頃(2012年~2014年ころ)、星組のトップ娘役の夢咲ねねさんのDVDや月組トップ娘役の愛希れいかさんのDVDを見て「立ち姿だけで美しい」と魅了され宝塚を志したそうです。
105期の初舞台は2019年宙組の「オーシャンズ11」で、同年9月と10月の「A Farly Taleka~青い薔薇の精~」の新人公演で11歳のシャーロットの幻の役を演じました。
歌劇団に入団後、ほぼ半年で役を貰っています。
お芝居の演技もある程度実力がなければ選ばれないでしょう。
または、すでにプロデューサーがトップ娘役に育てようとされていたのかもしれません。
2020年「DANCE ORINPIA」では水美舞斗さんとダンスするシーンで長身の星空美咲さんが誘うようなダンスにいつもより控えめな感じの水美舞斗さんでした。星空美咲さんのダンスはクールなカッコいいダンスで、二人とも長身なので華やかさがありました。
このコンビはクール系で雰囲気がとても合う様に感じました。ビジュアル的にも二人ともキレイですものね。
おなじみの東京新聞の三つの質問に答えています。
無人島に何か一つ持って行くとしたら? | サバイバルの本 |
幸せだなあと感じる時 | パレードで柚香光さんを迎える瞬間 プライベートは本を読んでいるとき |
一週間休みがあったら何をする? | ひたすらダンスや歌のレッスン |
ワンポイント解説!
パレードはフィナーレの大階段を降りるところです。
エトワールが歌いだし、続いてスターや娘役が降りて最後にTOPスターが降りて、皆で迎えます。
サバイバルの本!というのが才女ですね。
本好きさんなので幸せ感もあり一石二鳥でしょう。
私なら海水を真水にする装置とか、火をおこすライターなど目先の物を思い浮かべます。
以外にも宝塚に入るまでに星空美咲さんはダンスや歌のレッスンは何もしていなかったそうです。
それでもあれだけ歌唱力がありダンスもクールな感じで素敵でしたから相当な努力をされたか天性の才能なのでしょう。
天性の才能がある人はあまりいないかもしれません。
ですが短期間で歌の表現力やダンスもそこそこに仕上げてくるあたり、天性のものかもしれません。
益々精進されて輝きを増してほしいです。
お顔が可愛らしく長身でダンスも華やかで目を惹きました。
星空美咲の新人公演初ヒロイン
2022年6月21日の新人公演で研7の侑輝大弥さん主演で「巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~」の初ヒロインに抜擢されます。
バウヒロイン、東上ヒロインを経験しているのに、以外にも新人公演は初めてだったんですね!
これまでで一番難しい役だったそうで、トップ娘役の星風まどかさんから振り向き方や足の踏み出し方などの所作を意識するようアドバイスを受けたそうです。
また、新人公演は1回のみ(大劇場で)なのでこれにかける緊張感があり、難しいが、だからこそ出るエネルギーが面白いと語っていました。(神戸新聞インタビューより)
緊張感から出るエネルギーが面白い!
なかなかの度胸だと思いますね。
本番で力を発揮できるタイプなのでしょう。
スターの素質十分です。
何回かのお稽古で実力を積み重ね、本番は突き抜けるタイプなのでしょう。
私は緊張して忘れてしまうタイプなので羨ましいです。
マリータグ伯爵夫人の役で貴族でありながらリスト・フェレンツの理想に感化されていきます。
マリーが受ける心の痛みや苦しみ切なさを上手に表現されていました。また、主演の侑輝大弥さんとのデュエットでは侑輝さんに合わせて声量を加減し、侑輝さんを引き立たせているように見られた!と感じたファンの方が多かったのでは?それができるなんて!すでにトップ娘役の素質あり!ですね。
ジラルタンの美空真瑠がラップでメロディはマリーの星空美咲の歌で民主化運動のダンスになります。
相当な高音になるところがありますが、安定の歌唱力できかせます。ここは力強く男前だったそうです。
残念ながら7月30日~8月9日までの公演は中止となりましたが、8月11日の新人公演は幕が開くことを心からお祈りします。
星空美咲はトップ娘役が目の前?
トップ娘役の条件の記事でも書きましたが、新人公演、東上公演、バウ公演でヒロインを経験することがトップ娘役へのステップとなります。
トップ娘役の条件とは?推測してみました!の記事
↓
ヒロイン経験をまとめました。新人公演はすでに書きましたのでバウヒロインと東上ヒロインを簡単にご紹介します。
2021年1~2月 | PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男- | バウ初ヒロイン |
2021年8~9月 | 銀ちゃんの恋 | 東上初ヒロイン |
2022年3~4月 | 冬霞の巴里 | 東上ヒロイン |
2022年6~8月 | 巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~ | 新人公演初ヒロイン |
「PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-」でバウ初ヒロインに抜擢されます。
聖乃あすかさん主演でイザベル役を熱演しました。
主演のヘンリーとは敵対しているも、近づきヘンリーの身を案ずるが、正体はあかせない葛藤があるという難しい役でした。凛とした態度や葛藤する気持ちを表情や仕草で上手に演技をしていたと好評でした。また二人のデュエットダンスは初々しさもあり華やさもありました。
歌はきれいな高音を響かせ音程も安定していて聞いていて心地よかったとこちらも好評でした。
「銀ちゃんの恋」では東上初ヒロインに抜擢されました。
元売れっ子女優の水原小夏を演じ、身勝手な銀四郎に振り回され、身ごもるという大人びた雰囲気を必要とされていましたが落ち着いた活舌の良い話し方で声のトーンも低くして演技をしていました。誠実で優しいヤスとの新婚生活では幸せそうな柔らかい表情も見えていた。と好評でした。
歌は安定の歌唱力と音程と表現力で小夏の気持ちを現わして、ダンスシーンも華やかで優雅で目を惹きました。
「冬霞の巴里」ではかなり難しい役ところでの東上ヒロインに抜擢されています。
主演永久輝せあのオクターヴとその姉のアンブの役でした。
父の死に不審を抱き、叔父と母への復讐を誓い、歌手として疑惑の男に近づき男の気を引き、弟オクターヴを溺愛しながら寄り添いながら時には母の様な愛情を注ぐという難しい役でした。
永久輝せあさんは97期、一方の星空美咲さんは105期です。
8歳も歳下でありながら、時に母のような包み込む愛情を表現したり、弟を溺愛し、危ない目に合わせたくない姉の心情を演じたりできるお芝居に驚かされます。
歌は高音から転調もあり難しい曲でしたが、地声からファルセットへと素晴らしい歌声を豊かな声量で表現していました。聞いていて心地よかったそうです。
フィナーレのタンゴで永久輝せあさんとのデュエットダンスは二人ともとても美しく素晴らしく、二人の並びがキレイでした。
歌手役は星空さんにピッタリです。
ダンスは宝塚に入ってからお稽古したとは思えないほどキレイだったようです。
かなり努力をされたのか天性の才能があるのかでしょうね。
2022年1~2月の「元禄バロックロック」ではくノ一の楓の役でくノ一らしいきびきびした動きや口調で背も高くお顔が小さくて黒の衣装がさわやかな色香をただよわせ、台詞も活舌良くやはり目を惹きました。堂々と演じているこの役からは強い印象を受けました。
花組100周年のショー「Fascination」の第6章ピアノファンタジーでのソロダンスは柔らかでとても優雅でキレイでした。
第7章フィナーレでは銀橋を飛龍つかささんと渡りながら「エーデルワイス」を歌い継ぎダンスを披露しました。声量もあり高音がキレイで心地よく、デュエットダンスは優雅さと華やかさもあり感動しました。飛龍つかささんとのデュエットダンスもステキでした。
群舞になってもオーラがあるので、すぐ目につきます。
ダンスも歌も宝塚に入ってからのお稽古なのに、どんどん上達されて凄い!
しかもまだ研4です!
お芝居も主演スターより年下にもかかわらず、姉役ができるほどの実力です。
お芝居も丁寧で毎回自分の実力を出し切りたい!という強い思いが本番で良い力となり発揮されています。
やっぱり天性の才能だと思います。
これからの活躍が楽しみな娘役ですね。
やはりプロデューサーの目は確かだった!
そして、バウヒロイン、東上ヒロインを経験し、初新人公演のヒロインに抜擢されました!
大劇場での新人公演は6月21日に終わりました。東京公演は8月11日です。
まとめ
2019年4月に初舞台を踏み、同年8月・11月の新人公演で初めて役を貰い、12月の「2019年宝塚スペシャル」では花組コーラス6名に選ばれる歌唱力です。
2020年ダンスオリンピアでは水美舞斗さんとデュエットダンスを披露し好評を得ました。
2021年1~2月にバウヒロイン、2021年8~9月と2022年3~4月に東上ヒロイン、2022年6月・8月に新人公演初ヒロインと短期間に抜擢されました。
毎回全く違う役をよく研究し全力でお芝居をされています。強みは本番での力の発揮が上手なことでしょう。
また、ダンスも歌も宝塚に入ってからお稽古しています。なのにあれだけの素晴らしい高音が出て声量もありダンスもかなり上達されています。相当な努力をされたか、天性の才能だと思います。
可愛いお顔立ちですが、芯が強い女性に見えますので色々な役ができる歌唱力の高い娘役だと思います。
164cmの身長ですから、ビジュアルから想像すると背が高い(身長より高く見える)彩風咲奈さんとか真風涼帆さんや月城かなとさんがお似合いの様な気がします。(あくまでも見た目だけの想像です)
今やトップ娘役の条件は整いましたが、花組はトップ娘役の星風まどかさんと柚香光さんのコンビが定着し輝きを増しています。
柚香光さんが退団してトップも変われば花組でトップ娘役になれるでしょうが、私は光さんの退団は2025年ころと予測しますので、すぐトップ娘役に仕上げるには雪組に組み替えが近道だと思いますね。
2023年早々か2月ころに「あっ!」と驚く組み替えがあるかもしれません!
次期トップ娘役2022年雪組は誰?発表時期はいつ?予想してみましたの記事もご覧くださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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