月組から組替えされた暁千星さんをご存じですか?「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」の悪役のアヴァク・ザカリアンの役で高評価を得ています。
また、ショーの「JAGUAR BEAT」では多くのシーンに抜擢され、宝塚で屈指のダンサーとしての華やかさやオーラを遺憾なく発揮しました。
では、暁さんは何番手で素晴らしいバレエやプロフィールが気になりますね。
なぜ組み替えられたのか?とても気になります。
そこで暁千星は何番手?なのか、プロフィールや主演公演や組替えの理由を調べてみました。
暁千星は何番手?(追記あり)
月組でトップスターの条件を全てクリアしている暁さんは、月組では4番手スター3番手スターでした。
研3から新人公演主演に抜擢され、いわゆる路線スターです。(路線とは劇団がトップスターに育成しようとしている事を表したファンの間の言葉です)
通常、組替えは昇進するポジションになると言われています。
ということは、星組では2番手になるということでしょう。3番手スターだと思っていましたが…調べてみました。
追記)月組の風間柚乃さんと番手を混同してしまい、ご指摘をいただきました。
ありがとうございました。これで誤った情報を発信せずに済みました。感謝です。今後はもっと注意し発信いたします。
コメントを入れていただき心から感謝します。
暁千星のプロフィール
本名 | 山内亜里 |
生年月日 | 1994年9月14日(2022年12月現在、28歳) |
出身地 | 広島県福山市 |
出身学校 | 福山暁の星女子中学校 |
身長 | 173cm |
星座 | おとめ座 |
愛称 | ARI |
初舞台 | 宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」 |
生年月日は2010年に音楽学校に16歳で入学していますので逆算すると1994年生まれとなります。
98期で首席入団しました。
愛称のARI(あり)さんは本名からの由来ですね。
父親は元プロ野球選手の山内和宏さんで身長は184cmです。
5歳からバレエを習い始め、一時期は本気でバレリーナを目指していました。しかし中学3年で172㎝になってしまい、高身長を理由にその道を断念することになります。バレエ暦は10年ですね。
そんな時に出会った新たな夢が宝塚の男役だったのです。
父親が高身長なので暁さんも背が高いのでしょう。
バレリーナは165cm位が良いバランスだと言われています。
女性トップバレリーナ10名の中で高身長は2名いました。
上野水香さん170cm、中村祥子さん174cmでした。
7名は162cm~164cmです。
やはり165cm位ですね。
トップスターの登竜門と言われる初詣ポスターのモデルをしています。やはり路線に乗ったのでしょう。
2013年「阪急阪神」初詣ポスターモデル
暁千星の主演公演
月組時代
2014年3 – 6月 | 研3 | 明日への指針 -センチュリー号の航海日誌TAKARAZUKA 花詩集100!! | 新人公演初主演 |
2015年4-7月 | 研4 | 1789-バスティーユの恋人たち- | 新人公演主演 |
2015年9月 | A-EN(エイエン) ARI VERSION | バウWS主演 | |
2016年6-9月 | 研5 | NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢- | 新人公演主演 |
2017年12月 | 研6 | Arkadia- | バウ主演 |
2018年8-11月 | 研7 | エリザベート-愛と死の輪舞 | 新人公演主演 |
2022年5月 | 研11 | ブエノスアイレスの風 | 東上初主演 |
2014年の新人公演はお芝居とショーの2本立てでした。
そりゃ、大変!
通常、新人公演はお芝居のみで、本公演より短くします。
それを、本役と新公主演とショーの担当を研3で覚え披露したわけです。
覚えるだけで精一杯だったのではないのかな?
豪華で良かったという意見と、お芝居もショーも何となく中途半端という意見にわかれていたようです。
「1789-バスティーユの恋人たち-」では、1年前は芝居が好きじゃなかったんですけど、今は好きになりました。歌が多い芝居なので、歌も感情をのせて歌えるように」と答えていました。
「顔は赤ちゃんみたいと言われますが、肩幅が広く体格がいい。男らしい男役になりたいし、顔とのギャップも生かしていきたい」とも語りました。
暁さんはベビーフェイスですものね。でもそこが売りです。
2023年6月に「1789バスティーユの恋人たち-」の上演が決定しています。
暁さんはカミーユ伯だと予想していますが、ロベスピエールかもしれません。
うーん!どうなるのでしょう?
「A-EN(エイエン) ARI VERSION」 バウWS主演は、朝美絢さんとW主演でした。
それぞれ芝居の内容も全く違っていました。あーさ(朝美絢)と競ったのですね。
ありちゃんは、1部は米国のハイスクールを舞台にしたコメディーで、オタクな不思議系男子に挑戦。気弱な男子を好演していたそうです。
ショーではありちゃんの歌、ダンスが目一杯楽しめて終始かっこ良く楽しそうだったそうです。
「NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-」は、「信長を描き、日本ものなんですけど、楽曲はロック。伝統の世界に新しいものを取り入れ、龍さん(トップの龍 真咲)はずっと挑戦されてきた。私は同じ所に収まる傾向があるので、もっと挑戦したい。」とインタビューに答えました。
卓越したダンス、恵まれた体格を生かした男役らしい立ち姿で抜てき続きだったが、心中は不安だった様でした。
「Arkadia-」の単独バウ主演でした。
「今回のメンバーは下級生が多いので、言葉じゃなくて、姿勢、背中で引っ張って行けたら、と」日刊スポーツの取材に答えました。
あらすじは、幼い頃に家庭に恵まれず、人間不信の青年が、ナイトクラブでダンサーとして頭角を現し、人生を取り戻していく物語です。
闇を抱えた青年役で、人を信じ「だまされるタイプ」と笑い、「自分とはまったく違います。」と、明るく答え、屈託のない少年が大人になった様な感じでした。
新人公演やバウ初主演、または、やっとセリフのある役を得る同期もいます。先頭を走るがゆえの悩みで次の壁は「リーダーシップ」 「月組の下級生は個々があって、芯がある。私も(今作を機にリーダーシップを)学べたらいいな。
男役の後ろ姿が好きで宝塚に入りたくなったので、自分もかっこよく見せられたら」と抱負を語っていました。
「エリザベート-愛と死の輪舞-」では、やはり『エリザベート』ということで、独特の空気感と緊張がありました」とホッとした様子を見せました。今回の本公演では皇太子ルドルフと革命家エルマーの2役を役替わりで演じており、「いろんな視点で見えるので、今回のトートを演じるにあたり整理できました」と笑顔で答えていました。
もともとはダンスで頭角を現したスターで、歌唱でも飛躍的な成長を見せました。
難曲ぞろいの舞台で「高い声が出るので、歌い上げる場面は楽しかった」との言葉通り、堂々たる歌を披露し、その一方で「もっと低い音もリラックスして出せるようになりたい」と、さらなる課題を見出し次の舞台への意欲をみせていました。素晴らしい研究心です。
研8の2019年のインタビューで、私はシュッとしたクールな男役に憧れていたので、このベビーフェイスがずっとコンプレックスだったんです。
でも、顔を変えることはできないので(笑)、体格はいいけど顔は幼いというアンバランスさを武器に変え、可愛らしさの中に男らしさが光るようなギャップを強みにしていけたらいいなと。今はそう考えるようになりました。と答えていました。
「ブエノスアイレスの風」では今作の作・演出は正塚晴彦さん。
1998年に紫吹淳さんで初演、2008年に柚希礼音さんで再演され、以来の上演です。
暁さんはダンサーとしての素質をいかんなく発揮し、天紫(じゅりちゃん)らをパートナーに、華麗で力強くも、妖艶さを増した踊りも披露しています。
天性の明るさも武器の一つの暁さんにとって、死線をくぐり抜けたゆえに肝のすわったニコラス役は、新境地を開く役柄となりそうです。
そして、5月27日に星組へ組替えになりました。
星組での活躍
2022年9月 「モンテ・クリスト伯」 初エトワール
「Gran Cantante」では礼真琴さんから「ありちゃんのパワーをもらってより新しくパッショネイト(情熱的)な作品になっていると思います」と言って貰えました。
11月28日(月)発売の #宝塚歌劇 #星組『#モンテクリスト伯/#GranCantante!!』のBlu-ray。
残念ながら劇場で観劇出来なかったのでBlu-rayで!
『Gran Cantante!!』大劇場版のプロローグの美穂圭子さん、エトワールの天寿光希さんのパートを月組から組替えとなった暁千星さんがカバーされていて大興奮♪ pic.twitter.com/PhjibjrDVs— ゆーぢ (@yuji0727) November 28, 2022
サン・ファンの火祭りで女役で礼真琴さんと黒シースルーに白いドレスの長い裾はフラメンコの衣装の様でフリルがあり、ドレスの裾裁きも美しく、デュエットダンスが素晴らしいです。流石バレリーナを目指していただけのことはあります。
ピラールの祭りAでは、舞空さんと瀬央さんと3人のダンス。決めポーズが一番キレイでした。頭の位置や身体の開き方や手の形がバレリーナの様です。
ピラール祭りBでは瀬央さん・礼さん・舞空さん・暁さんで歌唱しました。安定の歌唱力です。
バイラ!!Aでは、舞空さんと綺城さん・暁さん・瀬央さん・天華さんのダンスです。一番キレイでした。
バイラ!!Cでは礼真琴がセンターで男役群舞です。前列は綺城さん・暁さん・礼真琴さん・瀬央さん・天華さんでした。
暁さんは頭の先から手の先までがとても美しい。
長年バレエをしていたので自然にできるのでしょう。
ショーでは大活躍で、2番手の様でした。暁さんもキラキラして水を得た魚の様でした。
またエトワールも務めました。フィナーレでは暁さんが右手側のみの羽根、瀬央ゆりあさんが左手側のみの羽根を背負っていました。
これって2番手に近いということでしょうか?歌劇団は暁さんをトップにしたいのでしょうね。
約1年ぶりの宝塚💕
めっちゃ楽しかったー!!!🤩
みんな上手すぎる!!!🤩
礼さんの首筋がセクシー過ぎてドキドキした😍
ありちゃんも見ないうちにめちゃくちゃいい男になっててびっくり😍
やっぱり宝塚ってええなぁ🥺🥺
#宝塚 pic.twitter.com/KsRLyrKCpw— すけ (@suke_828) December 4, 2022
「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」「JAGUAR BEAT-」では、アヴァク・ザカリアンという主人公を策略で陥れる“悪役”を務めています。
アヴァクのジャジャッ!↑ジャジャッ!↓の首の動きについて礼さんと同じこと考えてた〜って嬉しいのと、この動きを客席でするとありちゃんにかわいいって思ってもらえるみたいなので、周りの方のご迷惑にならんようにしてみよう(やるな)(僅かすぎる動きで伝わらんやつ)#礼真琴 #瀬央ゆりあ #暁千星 pic.twitter.com/dly30kwl8Q
— ☀️🌱🐣み (@__gm___gm) December 3, 2022
ショーのJAGUAR BEATでは、「礼真琴という完全無欠のスキルを持ったスターを頂点にした華やかな星組に、新しいエンジンが加わった。いい意味で礼の負担が減っています」と演出家の齋藤先生が語っています。
若手の銀橋渡りも目を引くが、何より驚くのが構成で、プロローグでラインダンスが繰り出され、フィナーレもデュエットダンスがラストではないのです。
「セオリーから少し逸脱してみました。いろんなレビューがあっていい」と齋藤先生は語ります。
これが実現できたのも、宝塚で屈指のダンサーありちゃん(暁)が入ったからでしょう。
前作の「Gran Cantante」ではありちゃん(暁)が大抜擢されて、ほとんどのシーンで歌ったりダンスしたりしていました。
2番手の瀬央さんより多く活躍していました。メディアやSNSもありちゃん(暁)の活躍を誉めていました。
また、宝塚GURAPHの表紙を舞空瞳さんと飾ります。
この二人、何となく雰囲気が似ています。可愛いらしい顔で目と眉の間が狭く鼻筋が通っています。
暁さんは初めての表紙撮影で緊張したそうです。最初はカメラマンからなこちゃん(舞空さん)に遠慮が見えると言われたようです。
「もっとグィッと行った方がいいんだなと思って」とも話していました。
巻末にある白黒写真が!暁さんと舞空さんの表情が凄く素敵!二人とも美しい!暁さんの肩に舞空さんの手が!その手をそっと握りしめる暁さんの手が!そして、こちらを二人で見つめる視線が!
何か、このやり取りや表紙や写真が次期トップコンビの様じゃないですか?
歌劇団が暁さんをトップにしたい意向が見える!
この二人の並びは礼真琴さんとなこちゃん(舞空さん)より、美しく見えるのは私だけかな?
暁千星の組み替えの理由を調べてみました(追記有)
月組は2番手に鳳月杏さん、3番手4番手に風間柚乃さんがいました。ありちゃん(暁千星)は4番手3番手でした。
追記)風間さんは100期でした。ありちゃんは98期なのでありちゃんより上になるはずがありませんでした。失礼しました。
月組ではトップスターの条件の新人公演主演とバウ主演と東上主演に抜擢され、いずれも集客出来ることが証明されています。バウホールは約500席で東上は、約1200~1500席あります。
星組は正式な2番手の発表もなく、瀬央ゆりあさんが実質2番手なのですが、ダンスが苦手の様です。(私が勝手にそう判断しています。ファンの方、ごめんなさい)
現トップの礼真琴さんが退団されることになり、瀬央ゆりあさんが就任だとしたら、短期のトップとなることでしょう。
理由は同じ95期生で、どなたかのブログにも書いてあった通り、瀬央さんは95期の月城かなとさんとタイプが似ているからです。似ている同じようなトップでは集客しにくいし、インパクトが弱くなってしまいます。
それにしても95期は本当に優秀なスターが多いです。それだけにトップスターの座を手に入れるのは至難の技でした。
そこへありちゃんが組替えになり、星組のショーは一段と華やかさを増しました。センターの礼真琴さんの隣にありちゃん(暁)と瀬央さんが並んでいました。
まとめ(追記あり)
月組から組替えされた暁千星さんは何番手なのでしょう?バレエ暦やプロフィールや組替えの理由を調べてみました。
すると、バレエ暦は10年でバレリーナを高身長が理由で断念したことが分かりました。
だからダンスは素晴らしいですね。
また、エトワールに選ばれるほど歌も上手で研11なので男役としては一人前です。ベビーフェイスですが、体格はがっちりしていてスタイルがいいです。
ショーを観ると、瀬央さんとありちゃんがいきなり、2番手扱いされている様に思え、路線スターだとわかりました。
月組では4番手スター3番手スターでしたが、星組では3番手よりも2番手に近い気がしました。
今後の公演の役ところやショーでの階段降りがどうなるのか興味深々です。
瀬央さんもありちゃんも好きなので、短期でも瀬央さん→ありちゃんとトップスターになって欲しいです。
ありちゃんの組替えで礼真琴さんの退団が案外早いのかもしれません。
何時かはくる退団時期、残念ですが仕方がありません。真風さんに続くのは柚香光さんだと思っていますが、礼真琴さんの方が早いのかも?と思ってしまいました。
今後の公演での階段降りをしっかり観ていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
暁千星さんが活躍する「GranCantante」はこちらから購入できます。
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