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専科の凪七瑠海が何故?外部出演?有名な父母とプロフィールや全ツで背負った羽根の意味

専科

専科の凪七瑠海さんをご存知ですか?星組公演の『バレンシアの熱い』の全国ツアーの初主演に抜擢され、ヒロインは舞空瞳さんでした。全ツ初主演おめでとうございます。

バレンシアの熱い』では専科に異動が決まった瀬央ゆりあさんが2番手羽根を背負い、凪七瑠海さんは大羽根ではなく、同サイズのヒロイン舞空さんと同じトップが背負う羽根でした。

管理人
管理人

サイズこそ違え、これは?ん?と思いました。

追い打ちをかけるように外部出演決定の発表!しかも元花組の明日海りおさんのコンサートです。

管理人
管理人

今まで現役のジェンヌOGのコンサートに出演することはあったのでしょうか?

そこで凪七瑠海さんの主演公演やプロフィールや実力が知りたくて調べてみることにしました。

この記事で分かること

・専科生の外部出演(スター専科とは)(明日海りおと同期)

・凪七瑠海のプロフィールと有名な父母(親族にジェンヌが2名)

・凪七瑠海の主演・ヒロイン公演は8公演

・専科になり変わった事

・全ツで背負った羽根の意味(スター専科内の順位では?)

・1789バスティーユで瀬央と暁は羽根を背負ったのか?

専科の凪七瑠海が何故?外部出演

外部出演(現役ジェンヌで今まであった?)OGが出演するのがほとんどだったような…yahoo知恵袋にこんなコメント見つけました。スター専科は告知があるようです。

ところでスター専科って何?

管理人
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新人公演の主演経験者専科生のことです。

凪七さん、紫門さん、水美舞斗さんの3名です。

タカラツカスぺシャルに出演できます。

専科の方が外部に出ることはたまにある気がします。

昔、モー娘とコラボした時も箙さん(61期の箙(えびら)かおる)か誰かが出てた記憶が(あの時は他にもスター専科くらいの人が出たので一緒に告知があった記憶があります)

でも以前は今ほど宣伝が充実してなかったから全部の外部出演を網羅して事前予告はしませんでした。

NHKの歌謡番組でバックダンサーで出たりとかもあったけど予告なしでしたよ。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12225307172

外部出演の公演(明日海りおさんの公演)

20th Anniversary Rio Asumi sings dramas「ヴォイス・イン・ブルー」

明日海りおさんは元花組のトップスターでした。このタイトルは、宝塚時代は赤やゴールドが多く、元々好きな色は何だっけ?と思い起こしブルーだったと思い出し、ブルーにも色々あるけど すべてのブルーという意味だそう。

明日海さんとは同期。宝塚受験2次試験の廊下で見かけ、目を奪われる美しさで二度見したとか。

合格発表の日、「あの妖精の様な子と同期だ!」と浮かれた。

繊細で儚さの中に強い芯があり、誰より男気があるさゆみ。変わらぬ優しさ、強さ、存在にいつも癒され、助けられた。

寂しい!

”歌劇”の明日海りおを送る言葉”2019年よりの抜粋

東京公演[東京国際フォーラム ホールC]

2023年9月15日(金)~9月19日(火)

大阪公演[梅田芸術劇場メインホール]

2023年9月22日(金)~9月24日(日)

※凪七瑠海は上記日程のうち9月24日(日)の公演に出演いたします。

東京公演は井上 芳雄さんから始まり華 優希さん(元花組トップ娘役)で終わります。

元トップ娘役が4名参加!これも凄いです!

大坂公演は山崎 育三郎さん、古川雄大さん、凪七瑠海さん(宝塚歌劇団)

トリです!素晴らしい!明日海りお20周年を祝うべく駆けつけるカチャさん。

管理人
管理人

専科のスケジュールがあえば外部出演可能です。

同期で宝塚受験の会場で見て明日海さんに心を奪われました。

思い入れはひとしおでしょう。

しかもトリを飾る出演です。

配信ないかなあ。見たい!

関連記事:明日海りおが2023年1月『大病院占拠』主演の櫻井翔のドラマに出演決定!

専科の凪七瑠海のプロフィールと有名な父母

89期の凪七さんのプロフィールを調べてみました。

名前高 エリ花
生年月日1984年11月11日
出身地東京都世田谷区
出身学校田園調布雙葉高等学校
身長169cm
星座さそり座
愛称カチャ、エリカ
初舞台月組『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』

中学3年でみた『ノバ・ボサ・ノバ』が1999年だと分かり、15歳なので、1984年生まれですね。

2023年6月現在38歳です。

クラシックで高名な声楽家・高 丈二さんで、現在は公益財団法人東京二期会の理事長です。

母親は調べられなかったのですが、親族に有名な方がいました。

マリウス葉さん(Sexy Zoneの元メンバーで体調不良のため芸能界引退)のお母様は元宝塚歌劇団の 燁 明(ようあきら)さん元男役で KIEミュージカルスクールの講師でERI YOダンス&ストレッチの講師でもあります。

真矢みきさんや黒木瞳さんと同期の67期です。この燁明さんと凪七瑠海さんは従姉妹同士です。

私の母と凪七瑠海(カチャ)のお父さんが兄弟でカチャは私が当時現役にいた頃を見てたんです!

カチャのおばあさまの妹さんが元花組組長さんだった恵さかえさんでした。

https://ameblo.jp/eri-yo-akira/entry-12640259180.html

燁明さんの母と高丈二さんが兄弟で、カチャの祖母の妹元花組組長の33期の恵さかえさんです。

カチャさんの親族には宝ジェンヌが二人もいたのですね。しかも二人とも男役です。

中学3年のときに見た「ノバ・ボサ・ノバ」の舞台だったという。

バレエは小学校4年から習っていたんですが、全く違うエネルギッシュなダンス。全身に電気が走って、吸い込まれるようにとりこになりました」

初舞台から、同期生の代表として何かとクローズアップされることが多く、「初風緑コンサート」にも選抜メンバーとして出演。“04年新春の顔”として、親会社の阪急電鉄の初詣ポスターのモデルもつとめている。

「振袖もかんざしも初めてなので恥ずかしいです。昨年は、次々に与えられたことをこなしていくのに必死。でも、貴重な経験ばかりでとても充実していました。なかでも初風さんのコンサートは、役を創り上げていく上級生の方たちを間近に見ているだけで、すごく勉強になりました」

SUMIRE STYLE2004より

幼少期から男役をする親族の舞台を見て、自分も高身長になってくれば当然男役の道を選びますよね。

中学3年は1998年~2000年で『ノバ・ボサ・ノバ』は1999年4-8月の雪組公演の主演:轟悠、ヒロイン月影瞳か、5-9月の月組公演の主演:真琴つばさ、ヒロイン:檀れいしかありません。

管理人
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轟悠さんか真琴つばささんか、どちらの公演をみたのでしょう?

多感な中学生でバレエではない、エネルギッシュなダンスをみて衝撃を覚え興奮したのでしょう。

研7でのエリザベートのヒロインのオーディションは当時宙組のカチャさんに声がかかり、受けた様です。

後にカチャさんはこのエリザベートは自分を成長させたと語っています。

カチャさんの舞台人生の転機だったのですね。

エリザベートは連絡が来た人だけのオーディションでした。

ほとんどが娘役でしたが、なかにはスタイルの良い男役も入っていました。

オーディションは「私だけに」の歌唱でした。

凪七さんは、当時、宝塚で一番の小顔と言われていたので、瀬奈さんと並んでも問題ないと思われたのでは?

凪七さんはオーディションを受けてくれと連絡が来たとき、「私は男役です」と言ったそうですよ。
この異例の抜擢で知名度を上げましたが、ネットでは不満も書かれるようになりました。

yahoo知恵袋より

カチャという愛称はどこからきたのでしょう?エリカ→エリカちゃん→カチャとなった説が有望らしいです。(本名に因んでいるのだとか)

身長は169cm、2023年宝塚おとめに掲載されていました。宝塚公式のスタープロフィールは170cmになっています。

星座はさそり座で私と同じ!親近感がわくなあ。

初舞台は2003年の月組の『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』でした。

89期で首席入団し、阪急電鉄の初詣ポスターのモデルに抜擢されました。

このモデルに選ばれることはトップスターへの登竜門と言われています。

趣味は夜景を眺めること…キラキラしてキレイで感動しますね。私は高い所から、遠くの夜景を見るのがとても好きです。

好きな花は薔薇、ダリヤ…何事にも全力でぶつかるので情熱的な薔薇がお似合いです。

好きな色は赤、黒、シルバー、紫で好きな食べ物はバラの花びらだそう。

特技は鳥の着地の真似、スプーン曲げだとか。

好きな食べ物にバラの花びらを答えるとは、どれだけバラが好きなの?

お風呂にバラの花びら入れるとか…イメージしてしまいます!

特技のスプーン曲げ!スプーン曲げと言えば一世を風靡したユリ・ゲラー!

見なさんは知らないでしょうね。当時大ブームが起こりTVの前でスプーン持って「曲がれ!」と叫んでいました!何て懐かしい。ということですよね?

まさか、力で捻じ曲げるのではないですよね?怖すぎる。

聞いてみたい…

関連:2011年星組の『ノバ・ボサ・ノバ』の配信がありました。

主演:柚希礼音、ヒロイン:夢咲ねね Aパターン(オーロ:夢乃聖夏・マール:紅ゆずる・メール夫人:真風涼帆・マダムガード:毬乃ゆい)

専科の凪七瑠海の主演公演

宙組→2013年1月29日より月組→2016年9月5日に専科へ組替えになりました。

新公主演1回、ヒロイン、バウ、東上W主演、専科では東上主演、全ツ主演の経験者です。

宙組、研7で月組のエリザベートヒロインに抜擢されました。

通常ヒロインは同じ組のトップ娘役が演じますが、オーディションで宙組の男役の凪七瑠海さんに決定しました。当時は突然の抜擢に驚きと良くない噂が流れた様です。

月組でも歌劇団全体でもオーディションを行った結果、歌唱力と、エリザベートという女性にふさわしいプロポーションと生命力を持った凪七が浮上、意外性のあるキャスティングということも含め、最終的に決定

凪七は入団当初から歌唱力の評価が高く、声も高めで、まだ男役として完成してない分、女性としての音域もカバーできるのではないか。その将来性に賭けたい

 今の凪七は、少女シシィのように、先に待ち受ける苦難や挫折の実感がない。これからそれらを日々経験していく凪七のシシィと、今回、満を持しての瀬奈トートがぶつかりあったとき、おのずときしみが生まれるだろう。

朝日新聞より

配信をみたのですが、男役なのに高音がキチンと出ていました。

上手いか?というと、エトワールの娘役との比較をすれば、少し声量が足りないかも?と感じましたが、歌の感情や表現力は素晴らしかったです。

トップ娘役になれたか?に対しては舞台を経験して成長できる素養があると思いました。

お顔もかなり小さいしスラッとしていてトート役のトップの瀬奈じゅんさんとの並びは、キレイでバランスが良かったです。天真爛漫な少女から、愛に苦しむ母までの変化のお芝居は流石に上手でした。

翌年(2009年)の中日劇場公演『外伝ベルサイユのばら―アンドレ編―』でオスカル役をベルナールとの役替りで演じた直後、なんと月組公演『エリザベート』にエリザベート役で特別出演することに。

若手男役スターが女役で他組に出る―またとない大抜擢だが、プレッシャーがないわけはなく「私はダンスなら小学生の頃からレッスンしているので自分を解放できます。けれども芝居や歌になると構えてしまう。

受験科目に声楽があると知って、キャー大変と慌てたほど苦手意識が強かったんです。そんな私が難曲のソロで綴られたエリザベートを演じることなど考えられなかった」のだった。
 「今でもエリザベートを語るには1日以上、時間が必要かもしれません。それほど自分にとって大きな、大変な経験でした。でも1番大きな収穫が歌だったように思います。

その後、最後の新人公演で初めて主役をさせていただいたとき、真ん中に立って思ったのは、エリザベートを経験できてよかったということでした」

 新人公演卒業後の2作品は少年役が続いたが、2011年3月、宝塚バウホール公演『記者と皇帝』で敵役ブライアン・オニールを演じた凪七瑠海さんは、男役独特の硬質な表情に色気が加わり、素敵だった。

「いざ、男っぽい役をやってみると、そういう引き出しがないなぁと。私はトップの大空祐飛さんのお芝居が大好きで、よく見させて頂いていますが、ふとした仕草に引き込まれてしまいます。

行動を起こす前の動機を感じさせる仕草というか。ラブシーンが終ったあとの背中が雄弁に語っていたり。大空さんは何かの行動の前後がすごいんですよ」

ウイズたからづかより

関連:2018年月組のエリザベートの千秋楽の配信がありました。

研7の凪七瑠海さんのお芝居や歌は中々のもの。娘役としてトップ娘役になれるオーラがありました。美しいエリザベートの凪七瑠海さんとトート瀬奈じゅんさんを是非一度ご覧ください。

主演:瀬奈じゅん、ヒロイン:宙組男役の凪七瑠海

宙組2009年月組『エリザベート大劇場
ヒロイン
研7
2009年11 – 2010年2月カサブランカ 新公初主演研7
2010年3月Je Chante(ジュ シャント)バウ初主演研8
月組2014年7 – 8月THE KINGDOM東上W主演研12
2015年8月専科『オイディプス王』バウヒロイン研13
専科2018年11 – 12月花組『蘭陵王-美しすぎる武将-』東上主演研16
2020年10月凪七瑠海コンサート
『パッション・ダムール-愛の夢-』
主演研18
2023年3-4月星組『バレンシアの熱い花』全ツ初主演研21

2015年専科『オイディプス王』DVDも配信も探せませんでした。残念です。

稽古期間が10日ほどしかなく、大量の台詞で本番が始まると一人づつの持ち場が10分以上と長く、各自の責任が大きく近年ですごく緊張した。

その時の専科の方々はプロフェッショナルな空気感や皆で集中した稽古場のことは忘れられない。と”歌劇”に掲載されていました。

たった10日で台詞を覚え、感情を表現していったのですね。流石、首席入団者。

専科の皆さんも同じ条件で公演した舞台です。DVDが無いのが本当に残念です。

2018年『蘭陵王は、もともと役柄に合わせて自分でメークを工夫することが好きなので、「今回はいつもの男役より、眉を細く、肌の色は断然、白いです」。口紅をピンク色に。赤色のアイラインは目尻(普段の中国作は目尻)ではなく、目頭の下に入れる。と工夫しました。「(美しさに)思わず2度見してしまうような雰囲気を出せたら」と抱負を語っていました。

管理人
管理人

これって?宝塚受験の2次試験でみた明日海りおさんのことみたい!

実体験ですから。

この蘭陵王は私も大好きな作品(2013年中国)で数年後に46話全てみました。

主役はウイリアム・フォンで高身長でイケメンで本当に美しい蘭陵王でした。あまりに美しいので、もし恋人になったら比較されて一緒に歩けないなと真剣に思ったものです。(そこまでのめりこんでしまいました笑)

そして戦闘シーンは強くてカッコいい!宝塚は時間が限られているのでどのように演出されるのかドキドキしながら配信をみました。

配信では、雅楽師の東儀秀樹氏の尺八がムードを盛り上げ、美しいカチャ蘭陵王が勝利し、褒美に美女を与えられるのに、刺客として送り込まれた洛妃(音くり寿)を選びます。

洛妃と婚礼の儀の衣装は袖、衿元、背中の刺繍が豪華でカチャさんが物凄く美しい!婚礼前に蘭陵王が襲われ硫酸をかけられるが、大事には至らなかった。(良かった~美しい顔にかからなくて)

婚礼の時に当時の犯人に毒酒を飲ませる時の”呪術の歌”が妖しく不気味、おどろおどろしい感情の変化の表現に感服しました。

美しいから余計に不気味。

中国ドラマとは違う、蘭陵王でしたが主演はカチャさんで、華がありとても良い公演だったと思いました。こういう役はカチャさんにピッタリ

関連:2018年蘭陵王-美しすぎる武将-の配信がありました。

2020年『パッション・ダムール―愛の夢―

雪組選抜メンバーを従えての初コンサート「パッション・ダムール―愛の夢―」が兵庫・宝塚バウホールで開幕した(25日まで)。

宝塚のヒットレビューを生み出してきた演出家・岡田敬二氏(79)とのタッグで、「男役の美学」を追求した“ザ・宝塚”なステージ。白の軍服にスパニッシュショーを彩るガウチョ、男役の象徴・黒エンビなど、凪七は衣装でも“8変化”で見せ、時には妖しいジゴロ風に、時には気高く優しい貴公子と一瞬たりとも飽きさせない宝箱のような舞台に仕上げた。

2020年日刊スポーツより

研6の縣千を含め雪組選抜16人が出演しました。

通し稽古の際には、客席に同期の雪組トップ望海風斗らの姿もあり、凪七は「このメンバーそろって、初日から愛のパワーをお届けしたい」と約束したそうです。

2023年『バレンシアの熱い花

「-熱い花」は故柴田侑宏氏のミュージカルで、1976年に月組で初演され、再演を重ねた。19世紀初頭のスペイン、バレンシア地方を舞台に、領主の父を殺害された青年の復讐を中心としたドラマティックな作品。

 宝塚の名作と呼ばれるクラシカルな魅力が詰まった作品で、オープニングで浮かび上がるシルエットも、凪七の均整の取れた男役の魅力を映し出した。大人の恋物語を凪七が舞空をリードし、切なく演じ上げた。

 凪七は「下級生の頃に出演した作品ですので、お稽古のときに、柴田先生の声がよみがえっていました」と振り返った。それだけに「柴田先生と、名曲を作って下さった寺田瀧雄先生が天国で見守って下さっていると思います」と思いをはせた。

 また主要スターの瀬央ゆりあが酒場の歌手である骨太な作品の2番手の役を、極美慎が貴族の青年である3番手の役を熱演。それぞれ適材適所で、芝居の世界に引き込んだ。

 またショーは宝塚の男役の美学を追求する演出家・岡田敬二氏の「ロマンチック・レビュー」シリーズの粋を集めた凪七主演のバウホール公演「パッション・ダムール-愛の夢-」(2020年)を全国ツアー公演として再構成。

ファンに刺さるシーンの連続で、ロマンチックで情熱的なステージとなった。フィナーレでは大きな羽根を背負った舞空、瀬央とともに、センターでひときわ目立つトップの大羽根で笑顔を見せた。→大羽根ではなく2番手羽根の大きさでした。

 凪七は終演後「お芝居は再演を重ね、大切に受け継がれてきた作品。ショーも名場面で構築されたもの。宝塚は伝統芸能。それをきちんと受け継いでいかないといけない」とあいさつ。満員の客席から大きな拍手が送られた。また「最後の福岡の地まで、パッションと愛を伝えていきたい」と力強く宣言していた。

https://www.daily.co.jp/gossip/2023/03/26/0016183083.shtml

関連:クライマックス2012年宙組千秋楽の配信がありました。

トップ大空祐飛、トップ娘役野々すみ花の退団公演

専科になり変わった事

2017年4~6月、ニューヨークへ「プチ留学」をしました。

「午前中は語学学校へ通い、午後からダンスやボイストレーニング。宝塚とは違う学びでした。新鮮で衝撃的。ブロードウェー作も20本ぐらい見ました」技術とともに内面も磨かれたとか。

「語学学校では同じレベルでも、他国の方は、知っている単語を並べ、コミュニケーションをとろうとする。この気持ち、すごく必要。演技でも、私はこれをこう演じたいと、思いを提示することが大事。いい意味で貪欲になった

今年は、肉体のケアに留意するようになり、「レモン酢」などをとり、劇団レッスンで受けていたピラティスの資格も得ました

「レッスンの時から体にいいんだろうなと思っていたけど、どの筋肉にどう効いているのか、ちゃんと学びたくなった」

その結果ケガをしにくく、しなやかな体作りは、今作の激しい殺陣にも生かされ、「(主人公のように)『生きるか死ぬか。生きろ』って思いながら、稽古をしてきました」

公演の予定がなければ自由な時間が持てることが大きく変わったことだとか。

専科になり舞台裏のエピソードを紹介

2022年10-12月の雪組の『蒼穹の昴』の舞台裏での出来事

朝月希和さんが”ふわり”を歌っていた時、安徳海(天月翼)の棒を李鴻章閣下(カチャ)が奪い取り超高速で回しだし春児朝美絢)に向って『お師匠はわしじゃー』と叫んだそう。

春児も顔負けな高速回し!カチャさんは何でもバトントワリング部だったのだとか。

中学か高校のどちらかでしょうね。

管理人
管理人

なるほど!高速に回せるはずです。

ユーモアたっぷりで楽しそうな楽屋裏。

真ノ宮るいさんが歌劇に書いていました。

2022年7-8月の雪組『恋の大和路』での舞台稽古中のエピソード

舞台稽古中は色んな扉から客席やロビーに行けるそうです。

その日用事があり、ロビーへ繋がる扉を出てエントランスホールへ、そして”カチャン”と扉がロックしました!

大変!舞台メイクでカツラなし(青天状態…この上にカツラが乗るのでツルツルヘッド)服装は!”NOZOMI FUTO”の刺繍が背中にある楽屋着にスリッパ。

カチャさんは目の前のコンビニのお兄さんに「だすけでぐだざいぃぃぃぃぃ~」と泣きを入れました。

一瞬びっくりした店員さんは「大丈夫ですよ~一緒に行ってみましょうねえ」と神対応!そして無事に楽屋口へ帰れました。

管理人
管理人

良かった、良かった。

青年館ホールでの出来事でした。

カチャさんは”扉恐怖症”になったのだとか。

わかるなあ、その気持ち。

実は私も昨今の登録した階にした止まらないエレベーターで、主人と婿殿がワークスペースにいる10階に行くはずが10階のボタンが押せなくて、仕方がなく9階で降り階段を上がったのですが、目の前の扉が開かない!じゃ、もう一度9階へ出ようとしても扉にはロックがかかっていて…まいったなあ。

婿殿のLINEに”助けて~”とSOSし、迎えに来てもらい無事扉を開けて貰いました!エレベーターホールで動かず待った方が時間がかからなかったという結末でした。

何故?主人ではないのか?それは夢中になるとLINEを見ない人なので。

主人にはもちろん、大笑いされました。

全ツで背負った羽根の意味

2023年3 – 4月、星組バレンシアの熱い花』『パッション・ダムール・アゲイン!』 全国ツアー初主演に抜擢されました。

大羽根?でなく舞空さんと同じ羽根を背負いました。

せおっち(瀬央ゆりあ)2番手の羽根の様です。→正式2番手羽根ではありませんでした。1789バスティーユの恋人たちでは背負っていません。)

この羽根問題は、先輩ブロガー達が色々理由を書いていました。

その中で私が一番しっくりしたのは、せおっちへの餞別、カチャさんは専科でも、まいてぃ(水美舞斗)やせおっち(瀬央ゆりあ)より立場は上のアピールでした。

しかしトップスター扱いではなく、2番手よりは上ということだと思いました。

もちろんプロデューサーの考えなので違うかもしれません。あくまで推測です。

そして『1789バスティーユの恋人たち』ではありちゃん(暁千星)せおっち(瀬央ゆりあ)羽根は背負わなかったそうです。

やはり正式2番手は未定というアピールですね。星組のプロデューサーは厳しいです。

まとめ

専科の凪七瑠海さんが『バレンシアの熱い花』の全国ツアーの初主演に抜擢されました。

おめでとうございます。

この公演の発表があった時、何故トップスターの礼真琴さんではないのか?謎でした。
その後、礼真琴さんの休養発表があり、凪七瑠海さんが主演になった訳がわかりました。

星組は正式2番手が不在なので、専科に白羽の矢が立ったのでしょう。

バレンシアの熱い』でせおっち(瀬央ゆりあ)と凪七瑠海さんが同じ大きさの羽を背負いました。私はせおっち(瀬央ゆりあ)が2番手の羽根を背負ったと思いました。

ですが、『1789バスティーユの恋人たち』では羽根は背負っていません。2番手候補のありちゃん(暁千星)も羽根は背負っていません。星組はまたしても2番手は保留スタイルを貫きました。

では『バレンシアの熱い』の羽根は何だったのでしょう?推測すると、凪七瑠海さんはトップではないが2番手よりは上のポジション、せおっちは2番手ではないけど3番手でもないよのポジションでスター専科内での順位は凪七瑠海の次は水美舞斗で次が瀬央ゆりあで次が紫門ゆりやであるとのアピールの羽根でした。

管理人
管理人

あくまでも推測です。スター専科は新人公演の主演経験者です。

凪七さん、水美さん、瀬央さん、紫門さんがメンバーです。

また、カチャさんの父は声楽家・高 丈二さんです。母のことは調べられませんでしたが、元宝塚歌劇団67期の燁明(ようあきら)さん元男役とは従姉同志です。

更にカチャさんの祖母の妹は元花組組長の33期の恵さかえさんで親族に二人のジェンヌがいました。

2023年6月現在カチャさんは38歳で、小学4年生からバレエを習っていたことがわかりました。

また、中学か高校でバトントワリング部だったこともわかりました。

9月に同期の元花組トップスター明日海りおさんのコンサートに外部出演することが発表され、トリを飾ります。

管理人
管理人

スター専科の外部出演は告知があります。

スケジュールが合えば外部出演も可能なのです。

すでに専科の水美さん、8月28日付けで専科になる瀬央ゆりあさんが色々な組で夢の共演ができることを楽しみにしています。

そしてカチャさんが益々輝いていける公演を楽しみにしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事:宝塚専科の魅力に迫る!専科制度の定年はあるの?

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